胡粉や泥などを染料、顔料で着色した絵具で、すりつぶしたあと膠で溶いてます。 安価なので下絵や岩の具の下塗りに使われる他、その扱いやすさから初心者の日本画絵具としても用いられます。
胡粉や泥などを染料、顔料で着色した絵具で、すりつぶしたあと膠で溶いてます。 安価なので下絵や岩の具の下塗りに使われる他、その扱いやすさから初心者の日本画絵具としても用いられます。
原石を精製して細かく砕いた粒状の絵具です。 現在では化学的に色を出した色ガラスを砕いた「新岩絵具」が主流です。 粒子の荒いものから1番~15番、白番まで番号が分けられており、一般的には9番~12番くらいのものがよく使われます。 ニカワと混ぜて画面に定着させます。
原石を精製して細かく砕いた粒状の絵具です。 現在では化学的に色を出した色ガラスを砕いた「新岩絵具」が主流です。 粒子の荒いものから1番~15番、白番まで番号が分けられており、一般的には9番~12番くらいのものがよく使われます。 ニカワと混ぜて画面に定着させます。
日本画の代表的な白色。 地塗りや混色用としても使われます。 原料は貝殻の粉末で、細かく白いものほど上質。
日本画の代表的な白色。 地塗りや混色用としても使われます。 原料は貝殻の粉末で、細かく白いものほど上質。
ドーサとは、薄い膠液に明礬を混ぜたものをいいます。もともとにじみやすい性質の紙を、にじみの無い紙に変えたい場合、紙の表面にまんべんなく塗ります。水が乾くと紙の繊維の間に入り込んだ膠が固まり、目止めになりにじまなくなります。明礬は、一旦固まった膠が絵具の水気でふやけで溶け出さないように、固めておく役割があります。ですので、薄い膠液を塗るだけでは完全なドーサにはなりません。 膠は動物性タンパク質コラーゲンで出来ており、そのままでは非常に腐敗しやすいものです。わがみ小路の膠は、腐敗の原因である不純物を極力取り去り、また安全性に問題の無い範囲で防腐剤を用いています。これにより、長期保存が可能です。 気温の低い状態では、膠はゼリー状に固まりますが、暖めれば元に戻ります。もちろん、品質には全く問題ございません。