本書は人気のアクリル画、レッスン形式の技法書です。 ●既存のアクリル画技法書にある細かな画材の特質説明、正しい道具の使い方や選び方・商品説明などを最小限にとどめ、初めての人も経験者も、描きたい絵画のゴールを目指し、アクリルを存分に楽しみながら上達できるような1冊に仕上げました。 ●東京藝術大学・先端芸術表現科卒業の著者ならではの、細かな制作過程と『絵を描く』という考え方をわかりやすく随所に教示しています。 ●バラエティ豊かにモチーフを揃え、描くことが本書を通してもっと好きになる本です。 ●B5/判型:120頁(オールカラー) ●松崎祐哉 著
著者:野村 重存 サブタイトル/森と水と街並を描く ジャンル:水彩技法A 体裁/B5変・127頁 青森県の奥入瀬渓谷をはじめ、木造のアーケードが残る黒石市の旧い街並み、「フランスで最も美しい村」に選定されたルシヨン、水彩ファンなら一度は行ってみたいイタリアのアッシジなどを、たくさんの現地写真と丁寧な描法解説付きで紹介。まるで人気画家・野村重存と一緒に旅をしているかのような一冊。画材紹介やポイント解説など初心者にも役立つ充実の内容となっています。 ●目次 旅のスケッチ用具紹介 青森県八甲田山睡蓮沼/『初夏の湿原を描く』 奥入瀬渓流1/『早瀬の流れを描く』 青森県八甲田山萱野高原/『早春の山を描く』 奥入瀬渓流2/『阿修羅の流れ』 奥入瀬渓流3『銚子大滝を描く』 スケッチギャラリー 青森県黒石市/『木造アーケードが残る「こみせ通り」を描く』 青森県奥入瀬渓流4/『秋の阿修羅の流れを描く』 奥入瀬渓流5/『晩秋の奥入瀬渓流を描く』 スケッチギャラリー フランスルシヨン『ピンクに染まる村の時計塔』 『黄土の岩肌ポロヴァンス地方の村』 『ペンで描くルシヨン村全景』 クローズアップして描く/イタリアアッシジ『街角の古い扉』 『サンタキアラ聖堂前からの夕景 クローズアップして描く!『アッシジの路地ー夜景』 『アッシジの路地-夜景ペンで描く』 『月をペンで描く』 ●のむら・しげあり 1959年東京生れ多摩美術大学大学院修了以後、同大学助手、美術専門雑誌社、私立美術館勤務等を経て、現在カルチャースクール、生涯学習講座の水彩画、デッサンなどを中心にした講師や技法書の執筆など絵画レッスンプロとして活動。 ?現在開講中の定期講座[NHK文化センター]盛岡、仙台、川越、青山、町田、横浜、名古屋、梅田、京都の各教室(不定期で神戸、西宮、福山、松山の各教室)[NHK学園]市川オープンスクール[朝日カルチャーセンター]新宿教室、横浜教室[東急セミナーBE]二子玉川教室、青葉台教室
著者:赤坂 孝史 サブタイトル/写真を上手に使いこなそう ジャンル:水彩技法B 体裁/B5変・127頁 写真をもとに水彩画を描く人が増えています。でも写真をそのまま描き写すだけでは絵画性を持たせるのが難しいもの。そこで本書では、写真から描くときに画家はどのような点に気をつけ、またどのようにアレンジして描いているのかを、実例をもとに紐解いていきます。好評を頂いた『水彩画 ルールブック』に続く第二弾。陽光の無い写真をもとに、光溢れる作品を描き出す際のポイントなど、見どころ満載です。 ●目次 第1章 写真を読み取るルール 01 明暗に注意して夏の緑を描く/02 光の方向を意識して優しい陽射しを描く/03 空と雲と海に添景を加えて描く/04 紅葉の彩りを鮮やかに描く 第2章 写真をアレンジするルール 05 人で賑わう活気ある街に/06 街明かりを灯して彩りを/07 曇り空から陽光を感じる絵に/08 写真を組み合わせ一枚の絵に/09 縦構図にして水面を広くする ●あかさか・たかし 30年にわたり建築パースを描く仕事に従事。2006年から水彩画を始める。毎年、横浜・東京・大阪ほかで個展開催。横浜、大阪、神田で教室を主宰。NHK文化センター京都、名古屋セントラル画材、ギャラリーエルポエタ2、クラブツーリズム、東急セミナーBE自由が丘などで水彩画の講座を担当。
著者:野村 重存 サブタイトル/水彩&色鉛筆で描く ジャンル:水彩技法A 体裁/B5変・95頁 カルチャーセンターの教室は常時満席、TV出演でますます人気の野村重存先生。本書は、先生のお手本作例を参考にしながら、水彩絵の具や色鉛筆を使って着色の練習ができる「ぬりえ式ドリル」です。モチーフは国内外の美しい風景。構図選びから形を描くまでが難しい風景画も、本書なら下絵が完成していますので、着色のテクニックだけに集中して学ぶことができます。 ●主な内容 ギャラリー/画材紹介[水彩編]水彩着色テクニック/木のある風景を描く/鳥居のある風景/教会と森/聖堂と運河/山並みを望む里など[色鉛筆編]色鉛筆着色テクニック/秋の教会/五重塔が見える路地/アーチの門がある街角など ●のむら・しげあり 1959年 東京生れ 多摩美術大学大学院修了以後、同大学助手、美術専門雑誌社、私立美術館勤務等を経て、現在カルチャースクール、生涯学習講座の水彩画、デッサンなどを中心にした講師や技法書の執筆など絵画レッスンプロとして活動。
著者:服部 久美子 サブタイトル/100作例でよく分かる ジャンル:水彩技法A 体裁/A5・127頁 建物のある風景を描くためのハウツーを「基本的な描き方」から「絵づくりのヒント」まで幅広く取り上げ、国内外のスケッチ作例100余点を用いて具体的に紹介しました。 指導経験豊富な著者ならではの「知っていると役に立つコツ」も満載。スケッチのお伴にピッタリのハンディな一冊です。 ●主な内容・目次など はじめに/コツさえつかめば大丈夫 街角スケッチめぐり:フランス・パリの風景 第1章 基本的な描き方 画材をそろえる/デッサンの基本/デッサンのコツあれこれ/遠近法の基本/着彩の基本/着彩のコツあれこれ 第2章 絵づくりのヒント 絵づくりの基本/絵づくりの実際 街角スケッチめぐり:身近な日本の風景 第3章 知っていると役に立つ 遠近を効果的に表すには?/建物の中が暗い時は?/古いレンガ組みを描くには?/花壇はどのように描くの?/水面の映り込みの描き方は?/樹木はどう着彩するの?/点景に人物を入れるには?/雪景色はどう描くの?/雲の様子はどう描くの?/日本家屋をそれらしく描くには?/寺社をそれらしく描くには?/せっかく描いたのに失敗してしまった!/予想外に余白が出来てしまった!/着彩を失敗してしまった! 第4章 憧れの街角を描く イタリア/イギリス/ベルギー/ポルトガル/フランス ●はっとり・くみこ 大分県出身、さいたま市浦和区在住。主婦業の傍ら、1976年から10年余り油絵を続けた後、1993年頃に淡彩スケッチに転向、同時に人物クロッキーも始め、現在に至る。「彩の国を描く会」「大宮クロッキー会」に所属。新宿ギャラリー高野、銀座煉瓦画廊、ギャラリートーニチ新宿、ギャラリーび?たにて個展を開催。個人教室の教室展をそれぞれ毎年1回ペースで開催。個人教室2ヶ所のほか、クラブツーリズム株式会社<絵画・スケッチの旅>、第72回および88回ピースボート船上カルチャーで講師を務める。著書に『新装版 20分間人物スケッチ勉強法』『淡彩で描く街角スケッチ』『現地で役立つスケッチ術』(いずれも日貿出版社)がある。『いきいき水彩画6号』『いきいき水彩画11号』『水彩で描く美しい日本』『水彩で描く美しい日本 懐かしの関東』『水彩で描く美しい日本 光あふれる九州沖縄』(いずれも同社)に寄稿。
著者:小野 月世 サブタイトル/感動を描く10のプロセス ジャンル:水彩技法B 体裁/B5変・127頁 人気画家・小野月世による水彩技法書シリーズ第三弾は、人物レッスン、花レッスンに続く風景編。著者が考える風景画の魅力は、その時の思い出を描きとめること。 本書では「出会った感動をいかに絵にするか」をテーマに、水彩画の基本から風景スケッチの方法、作品としての完成度を上げるテクニックまでを紹介。 水のある景色、添景を入れた風景、緑の描き方、花のある風景など、10のテーマでそれぞれ描き方を描法ポイントを交えて丁寧に解説しました。ちょっと迷ったとき、難しさを感じたとき、行き詰まったときに、眺めたい一冊になっています。 ●目次 Lesson 1 感動を描くための基礎知識/絵の具選び/筆選びと筆使いの基本/キャッツタンと丸筆で雲を描きましょう/色々な筆を使って湖を描きましょう/三原色と混色/三原色で雲を描きましょう Lesson 2 スケッチで感動を切り取る/スケッチを楽しむ/秋の奥志賀高原をスケッチしましょう/ペンを使って描く/港町をペンで描きましょう Lesson 3 感動を描くためのテクニック/添景を入れて描く/添景人物を入れた劇的な風景を描きましょう/建物を描く/グリザイユ技法で街を描きましょう/緑のある風景を描く/緑を描き分けて教会を描きましょう/水のある風景を描く/水面の映り込みを描きましょう/花のある風景を描く/バラが主役の風景を描きましょう ●おの・つきよ (公益社団法人)日本水彩画会会員・常務理事、女子美術大学非常勤講師。平成3年日本水彩展奨励賞受賞。5年アートマインドフェスタ'93青年大賞受賞。6年女子美術大学絵画科日本画専攻卒業、卒業制作展優秀賞。神奈川県展美術奨学会賞受賞。春季創画展出品(~8年)。7年日本水彩展内藤賞受賞。ベルギー美術大賞出品。8年女子美術大学大学院美術研究科日本画修了。13年第36回昭和会展昭和会賞受賞。14年第37回昭和会展賛助出品。日本水彩展会友奨励賞受賞、会員推挙。17年日本水彩展内閣総理大臣賞受賞。
著者:服部 久美子 サブタイトル/現地で役立つコツと作例 ジャンル:水彩技法A 体裁/B5変・95頁 主婦業のかたわら20余年にわたって風景スケッチを楽しんできた著者が、自身の体験の中で身につけた「風景を描くためのコツ」を、国内外の水彩スケッチ約100点を例に挙げて、分かりやすく紹介しました。 「風景は苦手」という方も、「構図」「遠近」「明暗」などの約束ごとを知れば、苦手意識もなくなりスムーズに描けるようになるでしょう。現地でスケッチする際のヒント集として、本書をお役立てください。 ●主な内容・目次など はじめに 心ひかれる風景たち〈Gallerly〉 1章 スケッチの準備 画材をそろえる/更なる画材の軽量化/その他の携行品/現地で気をつけたいこと/所要時間の目安 2章 スケッチの進め方 構想のまとめ方/線描の進め方/着彩の進め方 3章 構図のレッスン 絵づくりはドラマづくり/近景、中景、遠景を意識する/描きたい部分にピントを合わせる/要らない要素は省略する/点景の位置を移動させる/真ん中からずらした構図/バランスのよい構図のパターン/奥行きを感じさせる構図のパターン 4章 遠近のレッスン 透視図法の基本/建物は正面向き?斜め向き?/ものの見え方の基本 5章 明暗のレッスン 明暗の基本/陰と陰の約束ごと 6章 線描のレッスン 線描はすっきりと/見えない線も引いておく/間違えた線は消さなくてもOK 7章 着彩のレッスン 着彩はさらりと/明暗を表現する/遠近を表現する/塗り残しの効果/アクセントカラーの効果 8章 建物を描くコツ プロポーションを確認する/導き線を利用する/建物の垂直線を意識する/建物の端は片側だけでも描き入れる/建物の見え方に注意 描き方の実際 洋館を描く 建物のある風景〈Gallerly〉 9章 坂道を描くコツ 上り坂と下り坂/坂道の折り返し/上って下る坂 坂道のある風景景〈Gallerly〉 10章 樹木・花を描くコツ 樹木は最後に描き入れる/筆のタッチで「それらしく」/樹影は葉の影の集合体/花の色は最初に入れる/点景としての効果 緑のある風景〈Gallerly〉 11章 水面を描くコツ 水面の映り込みは「横線」を意識する 描き方の実際 大岡川を描く 映り込みのある風景〈Gallerly〉 ●はっとり・くみこ 大分県出身、さいたま市浦和区在住。主婦業のかたわら、1976年頃から10年余り油絵(静物画)を続けた後、1990年頃にスケッチに転向。1995年頃より風景スケッチをスタート。ほぼ同時期に人物クロッキーも始め、現在に至る。 「彩の国を描く会」「大宮クロッキー会」に所属。 新宿ギャラリー高野、銀座煉瓦画廊、ギャラリートーニチ新宿、ギャラリーび?たにて個展を開催。個人教室の教室展をそれぞれ毎年1回ペースで開催。木の葉画廊の企画展に3回出品(以上のギャラリーはいずれも東京都内)。2014年および2015年、「水彩画コンベンション in ATC」にゲスト参加(会場は大阪市)。 個人教室2ヶ所のほか、クラブツーリズム株式会社、絵画・スケッチの旅、第72回および88回「ピースボート」船上カルチャーで「風景スケッチ」と「着衣の人物クロッキー」の講師を務める。 著書に『20分間人物スケッチ勉強法(後に新装版として刊行)』『淡彩で描く街角スケッチ(同前)』『現地で役立つスケッチ術』、寄稿書に『いきいき水彩画6号』『いきいき水彩画11号』『水彩で描く美しい日本』『水彩で描く美しい日本 懐かしの関東』『水彩で描く美しい日本 光あふれる九州・沖縄』(いずれも日貿出版社)がある。2004年から2007年まで『隔週刊 水彩で描く』(ディアゴスティーニ・ジャパン社)に「水彩歳時記」を連載。私家版として『フランス、ベルギー旅スケッチ』『ポルトガル、フランス旅スケッチ』を制作。
著者:あべとしゆき・小杉 弘明 サブタイトル/画家と化学者が語る技法と画材 ジャンル:水彩技法B 体裁/A5・203頁 世界から注目される水彩画家・あべとしゆきと、日本を代表する画材メーカーで研究を続けてきた化学者・小杉弘明による水彩画の画材と技法に関する対談集。画家が絵を描いていて抱いた画材全般に関する疑問に対し、豊富な資料や図版などを紹介しながら、化学者が専門家の立場から解明する。また、そうした画材の特性を活かした描き方についても画家が写真などで解説。画材の知識のみならず、技術的にも役立つ内容になっています。 ●目次 第1章 絵の具の知識 第2章 絵の具の特性と技法 第3章 絵の具よもやま話 第4章 水彩紙を知る 第5章 筆のこと ●著者略歴 あべ・としゆき 1959年 山形県酒田市に生まれる。新聞社デザイナー、美術教師を経て2008年より水彩画制作を中心に活動。 スペインの画廊が企画した展覧会に出品したのをきっかけに海外でも知られるようになり、フランス、イタリア、ロシア、メキシコ、ペルー、タイ、中国、台湾などの国際水彩画展に出品。2012年フランスの美術誌「L Art de l Aquarelle」にインタビュー記事掲載。 翌年、同じくフランスの美術月刊誌「Pratique des Arts」の表紙と巻頭特集、2016年にはイギリスの美術誌「Artists & Illustrators」に紹介記事が掲載される。国内では、本間美術館、酒田市美術館、丸善、横浜高島屋、恵埜画廊などで個展を開催。技法書として『水彩画 静かな光を求めて』、『水彩画 小さな光の音楽』『水彩画 光を奏でるために』(日貿出版社)『水彩 自然を描く』(グラフィック社)などがある。他に画集として『静けさを聴くために』(日貿出版社)など。NHK文化センター、朝日カルチャーセンター、セブンアカデミー等で講座を開催。また、2020年より「あべとしゆき水彩オンライン教室」を始めた。 ●こすぎ・ひろあき 1954年3月大阪府松原市生まれ。1965年大阪市美術館で開催されたジョルジュ・ルオー遺作展にて感銘をうける。1977年3月大阪府立大学工学部応用化学科卒業。同年4月ホルベイン工業(株)入社、技術部配属。1982年「油絵具のジンクホワイトの劣化機構」の研究スタッフとなる。1994年、水で溶解する油絵具DUOの開発を主導し、商品化。2009年、国内初の本格的なパンカラーの開発。2010年、取締役技術製造本部長に就任。2012年、東京芸術大学と産学共同で、ラピスラズリを使った水彩絵具「本瑠璃」を開発。2014年、取締役常務就任、2017年3月退任。2019年4月に同社技術顧問となる。現在は美術系大学、公募団体等で広く絵画材料に関する講演活動を行っているほか、制作活動も継続している。