配色事典 -大正・昭和の色彩ノート- 昭和初期、色の重要性にいち早く着目し、色彩学の礎を築いた和田三造(1883~1967)。 考案された348色の配色パターンは、現代の私たちに斬新な息吹を感じさせる。 日本の先駆けとなる配色事典、「配色總鑑「(1933年刊)の復刻新装版。 1927年、日本標準色協会(現、日本色彩研究所)創立。 解説:近江源太郎(日本色彩研究所代表) 文庫判/352頁/並製
色の知識 名画の色・歴史の色・国の色 城一夫著 世界中を旅するように集めた、550色のカラーパレット。フェルメールやモネ、ベラスケスなど、西洋絵画の巨匠たちが好んで使用したカラーパレットや、西洋を中心とした世界30カ国の色彩風景、さらには、建築物や陶磁器に由来する色名などを広範囲にわたり採集。目に見える具体的な「色名」で表した、画期的な「カラー事典」です。※全ての色票に、色の由来と、CMYK・RGB・マンセル値を掲載。※美術、歴史、デザインの資料として最適な「色彩の手引書」 A5判/224頁/並製
琉球紅型 鮮烈な色彩と、自由奔放に自然を形象化したリズミカルな文様を特徴とする紅型。 本書は、長く琉球王として君臨した尚家伝来の高貴な衣装と、鎌倉芳太郎コレクションとして名高い多彩な裂地を集成。 約200点の貴重資料が物語る琉球紅型の世界。 解説:與那嶺一子 文庫判/256頁/並製
新版 日本の伝統色 -その色名と色調- 長崎盛輝著 色彩学の権威である著者が、古文献、小裂などの典拠を徹底研究し、季節感あふれる、伝統色が目に見える「色」として蘇った、画期的な名著。 225色すべてに染料、古染料、色調や流行沿革などを収載。活用至便な全色カラーチップ付。 文庫判/374頁/並製
世界の装飾タイル -建築装飾を彩る文様の世界- オスマントルコのイズニック、スペインのマジョルカ、オランダのデルフトなど、古代オリエントを起源として発展、20世紀以降は建築装飾やインテリアとして一般に浸透しました。 色彩と文様が織り成す様々なタイルを紹介。 監修:世界のタイル博物館 文庫判/256頁/並製
琉球の型紙 沖縄の光と美しい自然が育んだ染物。琉球紅型。 亜熱帯特有の鮮烈な色彩と、自由奔放に自然を形象化しが文様が特徴です。 本書は、紅型に使用された約200点の貴重な型紙を収録。 時代の文化と技を紹介します。 解説:富山弘基 文庫判/276頁/並製
リテリング フェルトアートの世界 インゲル・ヨハンネ・ラスムッセン、若井浩子共著 豊かな色彩、暖かい質感が魅力のフェルトアート。 北欧・オスロで制作活動を続ける、インゲル・ヨハンネ・ラスムッセン。 まるで水彩画のような滲みや淡いグラデーションは一見、テキスタイルアートとは思えないほどの鮮やかさ。 創作のプロセスやアーティストの日常をエッセイとともに紹介する好著。 A5横/116頁/並製
小野竹喬 鮮やかな色彩と漂う気品。自然の素朴な変化に目を向け、澄みきった世界を展開する京都画壇の巨匠にして文化勲章作家でもある小野竹喬。 洗練された画技と深い精神性で癒しと安らぎをあたえ、「茜空の画家」の名で呼ばれる竹喬の名品を全国より紹介しています。 序文:上薗四郎A6判/32葉/ポストカードブック