色の知識 名画の色・歴史の色・国の色 城一夫著 世界中を旅するように集めた、550色のカラーパレット。フェルメールやモネ、ベラスケスなど、西洋絵画の巨匠たちが好んで使用したカラーパレットや、西洋を中心とした世界30カ国の色彩風景、さらには、建築物や陶磁器に由来する色名などを広範囲にわたり採集。目に見える具体的な「色名」で表した、画期的な「カラー事典」です。※全ての色票に、色の由来と、CMYK・RGB・マンセル値を掲載。※美術、歴史、デザインの資料として最適な「色彩の手引書」 A5判/224頁/並製
富岡鉄斎 文人の思想とする「万巻の書を読み、万里の道をゆく」の言葉通りに生き、89歳で生涯を終えた鉄斎は、近代日本を代表する文人画家として知られています。 圧倒されるような力強い筆墨と大胆な構図、ユーモアや機智に富んだ感性など、流派にとらわれない自由な画境は、今日でも新鮮な魅力を湛えています。 序文:森藤光宣 A6判/32葉/ポストカードブック
仏師に聞く 仏像彫刻教室 高井琮玄著 仏手、印相など、外形、部位、衣の着方までやさしく指南。説明書だけではわかりにくい、像の削りの深さや浅さ。 教室で繰り返し質問を受ける内容が即座に解消します。さまざまな角度からカラー写真を駆使した画期的な一冊。 写真:亀川秀一郎 A4変/136頁/並製
イタリア写真の精粋 -激動期の肖像 イタリアにおける第二次世界大戦後の1945年から1975年という時代は、日本と同様、社会・政治・経済的変動が激しく、雑誌などの印刷物による情報は社会に大きな影響を与えた。 本書では、当時活躍した70余名の写真家を精選収録、イタリア写真史を概観するものである。 監修:パオロ・モレッロ(ヴェネチア・ルアブ大学教授) 日本語翻訳:岡本太郎 A4変/288頁/上製
彫刻したり、絵を描いたり、デコレーションをしたり...自分だけのオリジナルフォトフレームをつくろう! Lサイズ対応 89×127mm (Lサイズの写真をぴったり飾ることができます。) [セット内容] ・フレーム短手×2本 ・フレーム長手×2本 ・透明シート×1枚 ・裏板MDF×1枚 ・丸棒スタンド×1本 ・吊金具×2個 ・トンボ×4個 ・ネジ×6個 ・説明書×1枚 ※別途用意するもの ・木工用接着剤 ・プラスドライバー
日本の染織1 絣 吉本嘉門編 インドに生まれた絣(イカット)。日本の絣はその素材や技法を多彩さにおいて、豊かな美しさを備えています。 本書では、藍染めの木綿絣、薩摩白絣をはじめ、銘仙絣や絵絣などを約600点収載しました。 シンプルにして奥行きのある絣の魅力が堪能できる一冊です。 文庫判/256頁/並製
日本の染織2 縞・格子 吉本嘉門編 江戸の粋と呼応して、人々に愛好された縞や格子は、驚くほどモダン。 木綿縞や黄八丈、芭蕉布など本書収載の約800点の優品は、江戸期から大正時代を通じての手織り縞・格子パターンの推移と展開をいきいきと物語ってくれることでしょう。 文庫判/256頁/並製
琉球紅型 鮮烈な色彩と、自由奔放に自然を形象化したリズミカルな文様を特徴とする紅型。 本書は、長く琉球王として君臨した尚家伝来の高貴な衣装と、鎌倉芳太郎コレクションとして名高い多彩な裂地を集成。 約200点の貴重資料が物語る琉球紅型の世界。 解説:與那嶺一子 文庫判/256頁/並製
印半纏 江戸の粋を象徴する祭りと印半纏。 本書では祭半纏、火消し半纏、仕事半纏など、東京三大祭(山王祭、神田祭、深川八幡祭)を中心に、色とりどりの印半纏、約500点を一挙収録。 江戸文化の洗練と心意気を臨場感たっぷりに構成しました。 文庫判/276頁/並製
染と織の文様 桃山時代以降、辻が花染、茶屋染、更紗など、様々な技法が生まれ、以後、染織による文様表現は飛躍的な発展を遂げた。 本書では江戸から大正にかけて着物文様250点を集成し、日本の染織文化の粋を色鮮やかに繰り広げます。 解説:城一夫 文庫判/288頁/並製
古伊万里入門 -珠玉の名陶を訪ねて- 肥前有田に誕生した伊万里焼は、東インド会社を経由して瞬く間にヨーロッパの人々を魅了しました。 本書では、初期伊万里、古九谷、柿右衛門、鍋島など優品約300点を掲載し、発達の経過を辿ります。 監修:佐賀県九州陶磁器文化館 文庫判/256頁/並製
LIMEWORKS 畠山直哉著 木村伊兵衛賞をはじめ、ヴェネチア・ビエンナーレへの参加など、現代写真の第一人者として国内外で精力的な活動を続ける畠山直哉。 本書は、1986年より日本各地の石灰岩や鉱山を取材した連作。 初版から12年を経て遂に刊行されたファン待望の一冊。 B4変/120頁/上製
ヴィンテージ・チェック チェック柄の歴史は、紀元前の古代ブリテン人の衣装に遡ります。 本書では、マドラス、プロバンス、ブランケットなど、世界の布地約200点を収録。 モードやファッション研究に必携の好著。 解説:城一夫 文庫判/236頁/並製
ヴィンテージ・ストライプ 1920年代のパリでは、シャネルが斬新なマリーン・ルックを発表。 1930年代のアメリカではピン、チョーク・ストライプが流行し、ボールドルックとして今日に至っています。 本書では、世界の布地約200点を収録。 解説:城一夫 文庫判/236頁/並製
銘仙万華鏡 -レトロモダンな文様の魅力- 銘仙文様が花開くのは大正期。 アール・ヌーヴォーの影響を受けて、曲線的で華やかなデザインが大流行しました。 本書では伊勢崎銘仙を中心に、昭和30年代の優品200余点を多彩に収録し文様の魅力を伝えます。 協力:宮川武士 文庫判/256頁/並製
琉球の型紙 沖縄の光と美しい自然が育んだ染物。琉球紅型。 亜熱帯特有の鮮烈な色彩と、自由奔放に自然を形象化しが文様が特徴です。 本書は、紅型に使用された約200点の貴重な型紙を収録。 時代の文化と技を紹介します。 解説:富山弘基 文庫判/276頁/並製
世界図案百科 -古代ギリシャからアール・ヌーヴォーまで- メソポタミヤ、エジプトなど文明の発祥から、アール・ヌーヴォーに至るまでを網羅。 地域もヨーロッパ、東南アジア、中南米と幅広く、古今東西の文様、約3200点を収録。 本書は「Retoro-Style」(2006年刊)の縮刷新装版です。 序文:井岡美保 文庫判/256頁/並製
赤レンガ近代建築 佐藤啓子著 維新後の日本、西洋文化の影響を受けて近代建築がスタートした。 重厚にしてエキゾチックな外観、そして佇まい...。 本書では、時代の息遣いを今に伝える赤レンガ建築物を全国に取材。 豊富な写真を駆使してその魅力を語ります。 B6判/160頁/並製
小袖雛型 江戸時代、階層を問わず多くの女性が着用した衣服、小袖。 本書は、稀少な木版多色摺りによる雛型本を復刻。 江戸時代の小袖の変遷と流行が手に取るように伝わる好著です。 解説:長崎巌 文庫判/240頁/並製
あの人に贈りたい、京都おもてなしの逸品 長い歴史と伝統に育まれた逸品や、新しい発想から生まれたオリジナリティあふれる名品の数々...。 いずれも厳選した材料を用い、心を込めてつくられたことがひとめでわかる秀逸なものばかり。 本書では、老舗・名店の味や、一生ものとして使用できる道具類、人気のパティスリーなどを、用途に分けて200点厳選しました。 A5判/128頁/並製
まるごと京野菜 京都のやわらかでおいしい水をたっぷりと吸い、それぞれの野菜に適した土と気候に恵まれ育った京野菜は、その味わいの濃さや独特の食感、フレッシュな香りなど、知れば知るほどその魅力は一層深まります。 本書では、栄養価、見た目の特徴、来歴など、買い物や料理に役立つ情報を盛り込みました。 監修:田中大三 (京野菜検定・京野菜マイスター認定審査会委員) A5判/112頁/並製
能のデザイン 最も優れた美術工芸品とされる能装束は、独特の様式美と日本人の美意識の高さを示しています。 本書は、明治期に発行された精緻な彩色木版画集を復刊。 能面、能装束をはじめとして、小道具類など能具一式を収録しています。 解説:井上由理子 文庫判/256頁/並製
ニッポンの伝承デザイン -イラストに見る図像とかたち- 建築、家具、調度、兵器、宗教具など、ありとあらゆる人工物が収載されたデザイン集。 武将関連483点、楽器66点など、総数2200点のイラストにより、時代や文化の背景が一目瞭然。 本書は「諸国デザイン図鑑」(2005年刊)の縮刷新装版です。 序文:浅生ハルミン 文庫判/256頁/並製
MAGNUM MAGNUMコンパクトバージョン マグナム創設60周年記念出版 [完全日本語版] ロバート・キャパやカルティエ・ブレッソンらが、写真家集団「マグナム・フォト」を結成したのは1947年。写真家の自立と著作権の確立を求めて始まった。 誰も見たことがない決定的瞬間を求めて世界を駆け巡る、個々の写真家の具体的で強烈なまなざし。 本書は、豪華版の魅力をそのままに凝縮した、1/3サイズのコンパクト版。 日本語翻訳:小林美香 B4変(255×205mm)/568頁/上製
不忘の記 -父、河合寛次郎と縁の人々- 河合須也子著 稀有な陶芸家として知られ、柳宗悦らと民芸運動を率いる一方、独創的な陶芸世界が国際的にも高い評価を得た河合寛次郎。 本書は、父親として、陶芸家として(或いは陶工として)、過ごした日々の暮らしや、歩んできた道のり、多くの文人墨客(柳宗悦、棟方志功、濱田庄司、バーナード・リーチなど)との触れあいや交歓を綴った珠玉の作品集。 A5判/208頁/並製
上村松園画集 -美の精華- 監修:平野重光 至高の美人画 -その誕生の軌跡 明治8年、京都に生まれた松園は、気品に満ちた美人画を描き続け、昭和23年、女性初の文化勲章の栄誉に輝きました。 格調高い近代美人画は日本画壇史に燦然たる光芒を放ち、その清楚にして典雅な絵画世界は、今日もなお、多くの人々に深い感銘を与えています。 本書では、代表作を全国に取材し、松園芸術の軌跡を辿ります。 序文:上村淳之 解説:鬼頭美奈子、青山訓子 寄稿:志村ふくみ、杉本秀太郎 A4変/160頁/並製
写真家 細江英公の世界 球体写真二元論 「おとこと女」「薔薇刑」「鎌鼬」「抱擁」など、1960-1970年代の写真界を代表する名作を収載。 日本の戦後写真に新たな地平を切り開き、数々の名作、問題作を世に送り出した写真家・細江英公。 1960年代の「おとことおんな」や「薔薇刑」「鎌鼬」、70年代以降の「抱擁」や「ガウディの宇宙」など。 本書では、初期から現代までを通観し、時代ごとに衝撃的な作品を発表しつづける細江英公の写真世界を考察する。 寄稿:金子隆一、神保京子、ジョン・ウッド A4変/160頁/並製
仏師に聞く 仏像彫刻教室 〈続〉 高井琮玄著 ひと目でわかる仏像彫刻入門書、待望の続編! 目、鼻、口、仏頭などの部分から全体像まで、仏像彫刻の掘り方を様々なアングルから撮影、視覚的にひと目ですべてがわかる待望の教科書。 読者の疑問を即座に解消する画期的な一冊。 写真:亀川秀一郎 〈目次抜粋〉 □部分を彫り進める:仏頭粗彫、目、鼻、口、耳ほか □全体を彫り上げる:阿弥陀如来、十一面観音像、四天王ほか □名作に学ぶ:阿弥陀三尊(松久宗琳作) A4変/136頁/並製
Flutteringfaraway/遠くの羽音 村瀬恭子著 ドイツデュッセルドルフを拠点に制作を続ける村瀬恭子。 少女像を中心に据えた具象作品でありながらも、その筆致はときに滑らかに、ときには鋭くカンヴァスを走り、わたしたちの身体感覚に訴えかける。 本書では、少女が水にたゆたう初期の作品から代表作まで、さらに新作10点のドローイングなど、70点余を一挙掲載。 編集:豊田市美術館 寄稿:福永信 解説:平野千枝子、鈴木俊晴 アートディレクション:山本誠 A4変形/128頁/並製
日本のファッション -明治・大正・昭和- 解説:城一夫 イラスト:渡辺直樹 明治維新から「NANA」まで、140年間のファッションがいま蘇る。日本のストリートファッションは、いまや世界が注目するほど独自の進化を遂げています。本書はめまぐるしく変化するモードの特徴を捉え、ディティールまで再現して、当時の流行を手にとるように伝えます。【主な内容】イラストで見る日本のファッション日本の流行色一覧日本の流行色解説日本のファッション解説日本のファッション年表 B6判/330頁/並製