長さ:1疋(約23m巻) 古代より、絹布は書画用に用いられる貴重な素材でした。現在では、経済性、汎用性、使いやすさ、耐久性などから、ほとんどの書画が紙やキャンバスにかかれています。 しかし、薄い絹に描かれた作品の美しさ、神秘さは、他の基底材では到底得られないものです。そのため、少なくなったとはいえ根強い人気があります。 作画用の絹布は「絵絹」や「絹本」といわれ、服飾用のものとは製法も性質も全く異なります。服飾用の絹は練り絹といい、しなやかで光沢がありますが、絵絹は「生絹(きぎぬ)」が使用され、パリパリとした質感です。 また、絵絹は水分によって縮み、ドーサを引かねばならず、木枠に張らないと作品がまともに描けません。見慣れた素材を使うのとは、ずいぶん勝手が違うし、手間もかかります。しかし、慣れてきてコツを掴み、絵絹の性格をきちんと把握できれば、これほど「美しい基底材」は他にはありません。 絵絹を使うのは、日本画・水墨画・仏画と大体きまっていますが、絵絹の性格をよく知って頂き、色々な作品に使って頂ければと思います。 【返品不可商品】
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寸法:364×61mm [内容] 1袋入数:5柄各2枚 ※柄は実際と異なる場合があります。 五色の色鳥の子に胡粉で柄が入っています。 滑らかでにじまず、美しい仮名文字が書け、柄とのバランスをとり字配りをする練習にも最適です。 しっかりとした厚みがあり、清書用の色紙に迫る使用感がありますので、練習用としても最適だし、書道用紙としても値打ちがあります。
短冊と同じ大きさです。漢字・水墨画練習用 美しい純白色が絵具や墨の発色を正確に表現し、水分を良く吸収し適度なにじみがあります。 しっかりとした厚みがあり、清書用の色紙に迫る使用感がありますので、練習用としても最適だし、書道用紙としても値打ちがあります。
短冊と同じ大きさです。漢字練習用 清潔な純白に墨色が際立つ奉書紙の練習用です。滑らかな紙表、程よい吸収であまりにじまず、書きやすい紙です。凛とした漢字の美しさを表現できます。 しっかりとした厚みがあり、清書用の色紙に迫る使用感がありますので、練習用としても最適だし、書道用紙としても値打ちがあります。
紙質:手漉き雁皮紙 寸法:483×303mm 上質の鳥の子紙を朱に染めた写経用紙。命・太陽・力の象徴として「朱」は太古から人間を魅了しつづけてきました。魔を祓う儀式に欠かせない色として土器や埴輪などにも多用されてきたし、また純粋にその美しさも愛され、様々な装飾に使われてきました。仏教寺院や神社に朱塗りの柱がありますが、これはまさしく魔よけの色です。聖なるもの護る朱の力。 この写経用紙の深く暖かい朱いからは、華やかさというよよりも洗練された高貴さと重厚さを感じます。色としての美しさと、魔をよける力を兼ね備えた写経用紙です。
紙質:手漉き雁皮紙 寸法:483×303mm 藍の青が紺によって渋さと重厚さを得て、落ち着いた極上の深い青を出しています(これも上質鳥の子)。金の罫線が入ることで素晴らしい荘厳世界が現され、金泥にてつづられる経文はあたかもそこに浄土世界を出現させるがごとく、色彩と秩序の美を体現します。
紙質:手漉き雁皮紙 寸法:483×303mm 紺紙に比べるとやや紫がかっています。これも上質の鳥の子を紫紺色に染めたものです。深い紫が高貴と慈悲を、金の罫が荘厳を現します。金泥で写していきますと、そこに荘厳な世界が築かれていくのです。
紙質:手漉き雁皮紙 寸法:483×303mm 上質の鳥の子を紺で染めました。紺紙は一般に言われる「紺色」のような青味はありません。ぱっと見たら黒かと思うような色です。しかし、じっくりと滋味が伝わってくるのが、この紙のいい所です。金泥で一字一字大切に綴っていきますと、重厚な曼荼羅世界が浮かび上がってまいります。
紙質:手漉き雁皮紙 寸法:501×273mm 雁皮の滑らかさは見事です。柔らかな光沢があって優しい光を放っているようです。和紙独特の晒されていない「象牙色」は、もうそれだけで私たちの心を癒します。また、筆がよく滑り凛とした字が書け、保存性がよく強い紙なので、大切にしたい心をいつまでも美しく保ちます。