著者:中室 舟水 サブタイトル/美しい文字を書く ジャンル:書道 体裁/B5変・111頁 今までのかなの本では、手本を見ても思うように書けなかった。本書では、筆はこう使う。墨だまりは、どうしたら出来るのか?構成上の濃淡の意味は?などなど疑問がどんどんと氷解する。桑田三舟先生、日本一のかなの名人中室水穂という大先達から著者の体にたたき込まれたものをしっかりと引き出して、かな書の基本として反映した。かな書道の入門書として最適。 ●目次 第1章 かな書の基本を身につけよう/かな書のための用具/墨色の美を知る/さまざまな料紙(本料紙)小筆の選び方・扱い方/かなの基本用筆/かな書のための基本線/基本線を意識して「いろは」を書く/文字のほんとうの形を知る 第2章 かな美の特徴を知ろう/変体仮名とは?/変体仮名一覧/連綿表現とは/変体仮名を生かした連綿の練習/学んでおきたい古典/古典を生かした作品づくり/かな書の美とは?散らし書きとは? 第3章 ケーススタディ かな作品のつくり方 第4章 さまざまな作品展開 第5章 ワンランク上の表現のために かな書の落款/作品の仕上げとしての表装/私の作品制作 ●なかむろ・しゅうすい 1964年生まれ。31才で日展初入選。2001-2002年、読売書法展読売新聞社賞・日本書芸院大賞。2003年、読売書法会理事。2007年、読売書法展審査員。2009年、日本書芸院史邑賞。現在、日展会友、読売書法会理事、日本書芸院評議員、神戸笹波会理事長代行ほか。かな書の大家桑田三舟、父中室水穂、田頭一舟に師事。神戸笹波会を中心に、東京八重洲・渋谷・川崎・横浜・大阪・広島・福山・福岡・飯塚・宮崎などに教室。会の構成メンバーおよそ800人。
著者:渡邊 春雪 サブタイトル/呼吸とリズムで美しい文字 ジャンル:書道 体裁/B5変・111頁 多くの女性の憧れである「美しい文字」に近づくためには、呼吸とリズムを大切にしながら、くり返し書くこと。いろは47文字、それぞれの運筆から単体、連綿、変体がなまでを1頁の中に収めた。手本は約3センチ大の字体で細部までよくわかる。手紙とはがきに使われる言葉の用例と諸作例は実用的。伝統の雅と流暢な筆跡の作品も多数収載。多くの声にお応えして装い新たに待望の復刊。 ●目次 第1章 かな書道の基本(文房四宝 書道の姿勢 筆の持ち方 腕の構え 墨を磨る 用筆の基礎 呼吸 第2章 いろは歌の練習 第3章 かなの実用(かな単体の文字の形 二字連綿での文字の形 三字連綿 三字連綿~五字連綿 カタカナ一覧 手紙によく使われる文字) ●わたなべ・しゅんせつ 熊本県に生まれる。文部科学省認定硬筆検定一級取得。文部科学省認定毛筆検定一級取得(連合会長賞受賞)。書道笹波会総務、謙慎書道会理事、読売書法会幹事、日展入選(かな)、「日本の女流書展」出品(平成十二年~十八年)、日本書道教育学会審査員(昭和五十九年~平成十九年)以上を経て独立。個展「心の旅」東京銀座 鳩居堂(平成十九年二月)、指導教室 日本橋小津和紙文化教室 著書『心ゆたかに小倉百人一首』『心ゆたかにボールペンで楽しむ俳句』(いずれも日本習字普及協会)
著者:桜井 幸子 サブタイトル/いい線がひければ、いい絵手紙がかける ジャンル:絵手紙 体裁/B5変・111頁 絵手紙は下書きなしの一発勝負。気迫のこもったいい線をひくための練習は、いい絵手紙のために不可欠なトレーニングです。本書では、長年にわたり絵手紙を学び描き教えてきた著者が、古い拓本の臨書や模写などを中心とした様々な勉強法を、多数の作例とともに紹介しました。 ●目次 絵手紙とは「絵」と「言葉」と「文字」の三位一体 ・基本の練習は習慣化することが大事です ・ゆっくりかいているか、早いか/身近かな野菜をかく ・漢?文集について。文字の成り立ち/臨書をしてみよう・半紙にかいてみる ・広開土王碑。新聞の活字のような文字/四角い文字、広開土王碑の臨書で文字が変わった・バラの花をかく ・上野三碑、品格のある文字を臨書してみよう/何才になりました ・画像石・人の動き、動物の動き ・三輪田米山について。大字拓本を臨書/絵手紙から得たもの学んだもの ・鄭道昭題字。古代の大字を臨書してみよう ・大吉売山の臨書で筆力を身につけようなど ●さくらい・ゆきこ 1939年 東京都目黒区生まれ。 1985年 絵手紙を始める。 1987年 小池邦夫先生に師事。 1988年 「絵手紙いずみの会」発足、会員になる。 1989年 「ハートメール展・単身赴任も味なもの」(川崎市麻生郵便局) 1995年 1月よりNHK学園通信講座「小池邦夫のたのしい絵手紙」開講と同時に専任講師に。 (2007年3月まで、12年間務める) 2001年 「第2回ハートメール展・自分を育てる絵手紙33の勉強法出版記念」 (東京・銀座ギャラリーポート) 2009年 5月「第3回ハートメール展・感じる心を育てる絵手紙線の勉強法出版記念」 (東京・有楽町朝日ギャラリー) 現在、日本絵手紙協会指導者養成講座講師、他 絵手紙塾 阿の会
著者:岡田 崇花 サブタイトル/美文字上達のための30日で楽しく学ぶ ジャンル:書道 体裁/B5変・127頁 文字を美しく書きたい人のニーズにきちんと答えます。「まねて学ぶ」という教え方が基本。10分でも毎日まねて書き続けていけば、目に見えて上達します。著者の生徒さんへの教え方を基本にして、1日10分、中筆ペンによるカタカナからはじめる入門練習帳です。「筆順が大事」という岡田メソッドを、随処で紹介します。 ●目次 1日15分楽しく続けよう カタカナ/カタカナのことば/ひらがな/ひらがなのことば/基本点画/筆順/部首について/結構法/縦の楷書・県名/縦の楷書・姓名/楷書と行書の部首/ひらがな行書の基本/ひらがなの連綿/ひらがな行書の基本/ひらがなの連綿/季節の表現と〆の言葉/ひらがなと漢字の行書の文章/年賀状と添え文/賀詞と添え文の練習/暑中見舞い/季節の添え文の練習/アルファベットと数字/行書の名前/行書の姓/冠婚葬祭などの表書き/一筆箋いろいろ ●おかだ・すうか 日本書蒼院副理事長(松戸会会長)。日本書蒼院の教材である書蒼でペン、筆ペンや児童の硬筆、半紙、条幅とお手本を揮毫。ボールペンや筆ペンの本の執筆と共に、四谷学院と産業能率大学の通信教育のテキストを執筆。また、教え子が産業能率大学主催によるボールペン字大賞(文部科学大臣賞受賞)、環境書道展(県知事賞受賞)などで受賞するなど、指導者としてもさまざまな実績を持つ。書蒼誌のペン・筆ペンの師範、カルチャー講師、書道講師など関東での活動に力を入れている。著書に『4週間で筆文字がきれいになる! 書き込み式 筆ペン練習帳』
著者:岡田 崇花 サブタイトル/筆ペンで書く美文字のメッセージ70例 ジャンル:書道 体裁/B5変・79頁体裁/B5変・79頁 一筆箋(数行のメッセージが書ける短冊状の便箋)は、一般的な手紙とは異なり、書き出しと結びの文・時候のあいさつなどの決まり事がなく、それでいて手書きの温かみを伝えられるので、ちょっとした贈り物などに添えるのに向いています。本書は一筆箋の文言と作例集です。ペン字基本練習を紹介し、日常のちょっとした場面で、ほんの2行、3行書き添える楽しさを練習します。「です。ます。ください」の文末行書。「ありがとうございます」「お世話になっています」などのタテ/ヨコの書き方や短い文例を押さえておきます。 ●目次 手書きの一筆箋を添えて・筆ペンについて・一筆箋の文例・実例文 誕生日祝い/出産祝い/昇進祝い/初節句/母の日/お中元/開業のお礼/仕事先への贈り物/おみやげに添える/贈り物のお礼/本の返却/病気見舞い/お悔やみ/書き出し・結びについて一般的な前文/返信に対する前文/安否の伺い/自分の安否/お礼の言葉/お詫びの言葉/ 起こし言葉/弔事の時/災害の時/主文/末尾/そのほか/結語/後付け(日付け)・季節の文例・連綿(綴り方)の練習・よく使う語句の縦書き・横書きの練習一筆箋・実例・母の日(横書き)・出産祝い(横書き)・チケットに添えて(横書き)・卒業祝い・結婚祝いに添えて(横書き)・米寿のお祝いに添えて(横書き)・お礼状1(横書き)・クリスマスに(英文・書き)・年賀状(英文・横書き)・尊敬語と謙譲語の使い分け・時候の挨拶・クラス会のお知らせ(横書き)・暑中見舞い・ラブレター(横書き)・新年会の連絡・先生への便り・社会人としての報告・祖父母への便り・成人祝いに添えて・バレンタインのチョコに添えて・還暦祝いに添えて・合格祝い(横書き)・結婚祝いに添えて・出産祝いに添えて・映画のお礼・就職祝い(横書き)・誕生会のお知らせ・法要のお知らせ・お悔やみに添えて・会葬御礼・お見舞いへの返礼・開業の祝い(横書き)・個展のお知らせ・招待状・すぐに出したい返事の便りなど ●おかだ・すうか 日本書蒼院副理事長(松戸会会長)。日本書蒼院の教材である書蒼でペン、筆ペンや児童の硬筆、半紙、条幅とお手本を揮毫。ボールペンや筆ペンの本の執筆と共に、四谷学院と産業能率大学の通信教育のテキストを執筆。また、教え子が産業能率大学主催によるボールペン字大賞(文部科学大臣賞受賞)、環境書道展(県知事賞受賞)などで受賞するなど、指導者としてもさまざまな実績を持つ。書蒼誌のペン・筆ペンの師範、カルチャー講師、書道講師など関東での活動に力を入れている。著書に『4週間で筆文字がきれいになる! 書き込み式 筆ペン練習帳』『15分間筆ペン練習帳』編著に『楷行草 漢字筆順字典』。
著者:浅倉 龍雲 サブタイトル/春夏秋冬100選 ジャンル:書道 体裁/B5変・131頁 結婚式の祝儀袋や葬儀の香典袋などの表書き、パーティーや展覧会などで芳名録に毛筆で記名をしなくてはならないときなど、自分の名前くらいもう少し格好よく上手に書けたらなあ、などと思うことはありませんか。そんな悩みを解決。いざというときに困らないための手助けとなる絶好の小筆書き練習テキストです。学校での書道の授業以来、久しぶりに筆を持つ方を対象に、のし書きから手紙まで、暮らしの中での実用面を重視した内容に徹して、楷書や行書をやさしく練習できるように心掛けてあります。新装改訂版では著者による各章の解説動画や「はがき」や「のし」の書き方動画が見られるQRコードが付いて、よりわかりやすくなりました。 ●主な目次 基本知識 道具/姿勢・執筆/など 文字を知ろう 書体/書風/のし袋の表書き/など 楷書の基礎 美しく書くための基本要素/など 行書の基礎 基本運筆/など かな・数字・英字の基礎 実践練習 芳名録/はがき・封筒/便箋/掲示/着席札/リボン・名札/名字と名前/など ●あさくら・りゅううん。 昭和26年、北九州市生まれ。魚森龍城、国川喜祥に書の手ほどきを受ける。日本書芸院展などで度重なる最高賞を受け、審査員などで活躍。平成15年に書壇を退き、以来、自身が主宰する彩滴会を中心に作品を発表。特に「葉書記絵(はがきえ)」いう葉書に自分の思いを詩的に表現した作品は気品に溢れ、好評を博している。現在は福岡市、北九州市近郊のカルチャーセンターおよび通信教育で講師を務める一方、YouTubeやInstagramなどでの動画配信を積極的に行っている。