透明水彩はその名の通り、水をたっぷり使って透明感のある絵作りが最大の魅力! しかし、手順を考えながら描かないと思ったように仕上がらないという手強さもあります。 既に透明水彩で描かれている方の多くは、頭の中でイメージしたものと出来上がった作品とのギャップに悩んだ経験があるのではないでしょうか。 描きたい思いを画面に表現するには、基本的な技法や画材のことを知らなければなりません。 趣味で絵を描く方も、どうせ描くなら上手に描きたい! プロもアマチュアもその思いは同じです。 本書では「透明水彩で描く風景」に的を絞り、よく使われる技法、制作プロセス、画材や用具の3つの章に分けて初心者の方にもわかりやすい言葉で解説しています。 どこから見ていただいても構いません。まず好きなところから、楽しみながら始めてみましょう! ●大型本:128ページ
著者:外山 康雄 サブタイトル/外山康雄水彩画集 ジャンル:水彩画集 体裁/B5変・63頁 春、雪の消えた山肌に淡いピンクのみつばつつじの花が開くのを見つけると、急に気温も暖かく感じられる。つぼみや、開いている花びら、しぼんだ姿。微妙に違う花の形と共に、彩色の濃淡で変化をつけている。見開き2頁に大きく広がった、風に揺れているような花びらの数々。そっと手を触れてみたくなる。春から順に開花期を追って掲げた近作の野と山の花は、60点。著者は花々を原寸大で描く。うち、16点は縮めて掲載したが、それらは概ね90%台の縮小率なので、ほぼ実寸で見られることになった。花の名前には、俗名、別名、地域名、学名を付し、その生育地と生態にも触れる。描き方の注意点についても簡略に述べた。 ※本書は2006年刊行の同名書籍のカバーデザインを変えて再刊行したものです。内容に変更はありません。 ●収録した花 梅、みつばつつじ、おおみすみそう(俗名 雪割草)、まるばまんさく、黒文字、春蘭、里桜、やしゃびしゃく(別名:てんばい、てんのうめ)、たむしば(別名:かむしば、さとうしば、においこぶし)、しょうじょうばかま(方言:のりつけばな)など、60点。 ●とやま・やすお 新宿・新潟伊勢丹、新潟県立植物園、新潟市小さな美術館季などで個展多数。2002年新潟県南魚沼市に古民家を再生したギャラリー「野の花館」を開設。同市在住。40年東京都生まれ。
著者:日貿出版社 ジャンル:他絵画 体裁/B5変・127頁 デザイン面で優れた・読んでみたくなるコミックス(漫画単行本)の装丁事例集です。いま売れている、40点以上のコミックスを実例として紹介。近年よく見る、解釈を広げたり、読者に考えさせるようなデザインを採り上げ、その意図や狙いを読み解きます。人気イラストレーターと人気デザイナーによる「架空のコミックスカバー」など、楽しい企画も盛り込みました。 ●目次 Chapter01 架空のコミックスデザイン カバーデザインができるまで case01 mog×川村 将 case02 笠×志村泰央022 case03 多田由美×ハセプロ Chapter02 コミックスデザインの事例集 宇崎ちゃんは遊びたい!/ポプテピピック/やんちゃギャルの安城さん/はたらく細胞/五等分の花嫁/俺の友達♂♀が可愛すぎて困る! /推しが武道館いってくれたら死ぬ/ご注文はうさぎですか?/シャドーハウス/ゆるキャン/スローモーションをもう一度/メイドインアビス/おしえて! ギャル子ちゃん/荒ぶる季節の乙女どもよ。/ダンベル何キロ持てる?/まんが家女子、旅に出る。/シメジ シミュレーション/二代目! 地獄ブラザーズ/ビター・シガー/Levius/est/BEASTARS/カラーレス/電人N/外道の歌/これだからゲーム作りはやめられない! /理解できない彼との事/かぐや様は告らせたい天才たちの恋愛頭脳戦/テセウスの船/大江戸国芳よしづくし/手巻き寿司課長と覆面男/優し異世界やさしいせかい/かくしごと/岡崎に捧ぐ/マイ・ブロークン・マリコ/恋は雨上がりのように/マンガサ道マンガで読むサウナ道/サトコとナダ/とんがり帽子のアトリエ/水は海に向かって流れる/花と頬/心臓
著者:浅見 明子 ジャンル:水彩技法B 体裁/B5変・103頁 見返りを求めるでなく、誰にでも分けへだてなく与え続ける野の花の姿に自分の理想の姿を重ねる。 「人はたくさんの人々に生かされ、たくさんの命に支えられて生きているんだね」「幸せになる種も不幸せになる種も自分の心の中にあるものです。あなたの育てかた次第でそれは決まるものだと思います」 可憐な野の花と、こんな言葉をかいた頁が続く。頭の中でつくった言葉ではない。体験が積み重なっている。ウンウンとうなずく言葉が沢山ある。 ※本書は2004年に刊行された同名書籍のカバーデザインを変えて再刊行したものです。内容に変更はありません。 主な内容 花と言葉せんだんの実、キョウチクトウ、ハクモクレン、など55点エッセイ野の花と私/ある友人の話/父の米寿の祝とダイヤモンド婚/朝顔がヒヨドリジョウゴに変身/子どもたちの来館 あさみ・あきこ 1944年満州国生まれ(3歳で帰国)。1964年生活学院栄養士科卒。栄養士として勤務するかたわら、日向徹夫氏に師事し、日本画を学ぶ。その後そば処「ささや」の女将として多忙な日々を送る。1990年淡彩画に魅せられて、唐沢恭二氏に師事。1994年群馬日産で初個展。以後年一度個展を開催。1996年『お母さんへの絵手紙』を刊行。1999年『淡彩・野辺に咲く花』を刊行。上毛出版文化賞奨励賞を受賞。2001年自作の淡彩画を展示するギャラリー「木洩れ日館」を「ささや」裏に開館。
A4版、40ページ 【おもな内容】 初心者でも取り組みやすいスタンピングとカービングの図案が多数掲載されています。デザインはすべて実物大です。 【目次】 キーホルダー/ブローチ/ペンダント しおり/三連キー 髪飾り(バレッタ・髪止め棒) 小銭入れ/小物入れ 小銭入れ(馬丁型・ボックス型) 三つ折キーケース ペンケース はさみケース/印かん入れ 札入れ 花喰鳥シリーズ(髪飾り・ブローチ・小銭入れ) メガネケース 札入れ/札束入れ/ファスナーケース ファスナーポーチ セカンドバッグ ポシェット/札入れ/額皿 ショルダーバッグ バケット二本手バッグ リングつなぎベルト/丸がガマ
著者:ARENSKI サブタイトル/どこで、誰に、何を見せる? ジャンル:他絵画 体裁/B5変・159頁 PCの普及により、ちょっとした資料の作成、SNSへの投稿など、デザイナーでなくともレイアウトやデザインのセンスが求められるようになってきました。本書ではプロのデザイナーが「見栄えが良くなりメッセージが伝わる」デザインのヒントを、ポスターや冊子の表紙といった例を示しながらわかりやすく解説します。 ●アレンスキー 雑誌・書籍からカタログ、広告、Web制作など、さまざまなジャンルのデザイン・企画・編集に携わっている。近著に『知りたいデザインシリーズ 知りたいレイアウト』(技術評論社)等がある。
色の知識 名画の色・歴史の色・国の色 城一夫著 世界中を旅するように集めた、550色のカラーパレット。フェルメールやモネ、ベラスケスなど、西洋絵画の巨匠たちが好んで使用したカラーパレットや、西洋を中心とした世界30カ国の色彩風景、さらには、建築物や陶磁器に由来する色名などを広範囲にわたり採集。目に見える具体的な「色名」で表した、画期的な「カラー事典」です。※全ての色票に、色の由来と、CMYK・RGB・マンセル値を掲載。※美術、歴史、デザインの資料として最適な「色彩の手引書」 A5判/224頁/並製
ガラス工芸ノート B5判、164ページ、視覚デザイン研究所 【おもな内容】電気炉でつくるアクセサリー、ガラス器で使った絵付け色ガラスの粉でつくるペーパーウェイト、バーナーワークの技法、他
彫金の技法 A5判、184ページ、塩入義彦著 ジュエリーデザインにおける彫金の基礎知識と技法を系統的に解説。道具の使い方、リングの作り方などの実技工程、ロストワックスの技法などが紹介されています。
カフェ、メルスリー、スイーツショップ...。パリで出会った雑貨や風景からアイデアを得て描き下ろした作品を収録。手軽なワンポイントから、多版使いのモチーフまで、パリの空気が漂うステンシル作品集。
花や植物の一瞬の煌めき 総数1万5千本を超える圧巻のボリューム 「現代の植物図鑑」、待望の第2弾! 決定的定点観測 花の存在感が際立つように「真俯瞰」で撮影し、花弁の一枚一枚、 雄蕊(おしべ)や花粉のディテールまでも克明に記録することに努めた。 また、かつては土に根を張り、自立する植物の生命力を表現すべく “真横”からも撮影した。 光源は自然光であることを意識し、花が最も美しく映える環境に努めた。 収録点数は、約1200種、総数1万5千本を超える。 第一巻に収録した花の多くが消滅し、数えきれない新種が誕生した。 植物名(学名・和名)完備、索引付き。 著者:東信 / 写真:椎木俊介 デザイン:原研哉+松野薫+西朋子(日本デザインセンター) ■format:250×165×37mm ■binding :Softcover ■page :544 pages
昭和63年に発刊した豪華本「はながた」が、緑青シリーズとして再び登場。明治30年代に印刷された、海外天年、津田青楓、山下光?らが描いた着物のデザイン集は、江戸期には見られない、まったく新しいものであった。既に西洋文化が浸透していた当時には挑戦的な試みであったかもしれない。題材や色使いなどを眺めていると、伝統とモダンの狭間で格闘した絵師たちの想いが感じられます。