色彩の発色を美しく仕上げると評判のにかわです。濃さは水で薄めて調整できます。
色彩の発色を美しく仕上げると評判のにかわです。濃さは水で薄めて調整できます。
膠はもっとも原始的な接着剤で、古くから様々な国で共通して使われています。古代エジプトの壁画を始め、日本画など世界の古典絵画のほとんどが膠を使って描かれています。膠は、動物や魚類の皮・骨などに含まれるコラーゲンを加工して作られます。※吉祥膠液は防腐剤を使用していますので腐敗はありません。
ドーサとは、薄い膠液に明礬を混ぜたものをいいます。もともとにじみやすい性質の紙を、にじみの無い紙に変えたい場合、紙の表面にまんべんなく塗ります。水が乾くと紙の繊維の間に入り込んだ膠が固まり、目止めになりにじまなくなります。明礬は、一旦固まった膠が絵具の水気でふやけで溶け出さないように、固めておく役割があります。ですので、薄い膠液を塗るだけでは完全なドーサにはなりません。 膠は動物性タンパク質コラーゲンで出来ており、そのままでは非常に腐敗しやすいものです。わがみ小路の膠は、腐敗の原因である不純物を極力取り去り、また安全性に問題の無い範囲で防腐剤を用いています。これにより、長期保存が可能です。 気温の低い状態では、膠はゼリー状に固まりますが、暖めれば元に戻ります。もちろん、品質には全く問題ございません。
こちらの商品は、絵具の固着力良い膠です。岩絵具の塗り重ねや絵具の薄塗りにも適しています。葵と膠を混合することで、絵具は定着よく、割れにくく、掛軸など巻物の絵画制作に適しています。又絵具の伸びがよく、塗り斑を生じにくいのが特徴です。 原料:黒毛和牛雌乾燥皮。薬品類・添加剤不使用 皮の品にこだわり、質の良いコラーゲンが採れる黒毛和牛の雌に限定! 使い方:「葵」「楓」ともに顆粒です。日本絵具の膠液に使用する場合は、1つの目安として膠10gに対して水100gで溶かして下さい。また、「葵」「楓」を混合して使う場合、基本割合は、重量比では「葵」と「楓」を等量にし、膠10gに対して水100gで溶かします。用途や感覚に応じ、混合割合を調整してお使い頂けます。ぜひオリジナルのブレンドをお試しください。 添加剤不使用に付いて 従来品では、石灰によって原料皮を脱脂し、石灰を中和するために希硫酸など用いられました。また膠の製造工程では、防腐剤や漂白剤なども使われていました。これからの薬品類が膠の劣化や変質などにどのよう影響を及ぼすか明らかでないので、本品は薬品類や添加剤を使用しない製法にこだわりました。
こちらの商品は、比較的に油脂分が多い軟らかな膠です。葵に比べて粘着やゼリー強度は低いので、「葵」と混合することで、膠液のゲル化を抑えるなど使い勝手の幅が広がります。葵と楓を混合することで、絵具は定着よく、割れにくく、掛軸など巻物の絵画制作に適しています。また絵具の伸びがよく、塗り斑を生じにくいのが特徴です。 原料:黒毛和牛雌乾燥皮。薬品類・添加剤不使用 皮の品にこだわり、質の良いコラーゲンが採れる黒毛和牛の雌に限定!
50g(粒上) 膠水を作るのに用います。 膠は絵の具や箔などを和紙・絵絹面に接着するのに欠かせない液です。 [膠使用目安] 粒状10g:水200ml
牛由来 粒膠 1kg 色彩の発色を美しく仕上げると評判のにかわです。
膠はもっとも原始的な接着剤で、古くから様々な国で共通して使われています。古代エジプトの壁画を始め、日本画など世界の古典絵画のほとんどが膠を使って描かれています。膠は、動物や魚類の皮・骨などに含まれるコラーゲンを加工して作られます。※膠は使う量だけ、そのつど溶いて使うようにします。残った場合は、冷蔵庫に入れると4~5日は保存できます。夏場は腐敗が早いため、注意が必要です。