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 日本画の技法上の特徴には、対象の形を線で描き出すということがあります。そのために線の太さや強弱に合わせて何種類もの筆を使うという用具の特徴が生まれました。また彩色に膠で溶いた岩絵具を使うのも日本画独自の技法で、用具や材料の多くもこうした技法に合わせて作り出されています。


日本画制作の流れ
 1.道具と材料を揃える

 2.制作
  ・モチーフを選ぶ
  ・小下図を作る
  ・大下図を作る
  ・紙にドーサを引く
  ・紙を張る
  ・骨描き
  ・下塗り
  ・描き込み
  ・仕上げ




1.道具と材料を揃える

絵具の種類(たくさんの種類がありますが、一般的には岩絵具を使ったものが日本画と 呼ばれます。絵手紙や俳画などは顔彩だけで制作できます。)
画像 名前 説明
岩絵具 日本画には欠かせない絵の具で、天然岩絵具と化学的に作られた新彩岩絵具があります。天然岩絵具は高価で色数も限られていますが、現在は安価で色数も豊富な新彩岩絵具が主流です。

岩絵具の溶きかたと使い方>>
水干絵具
(すいひえのぐ)
水干絵具は指や乳鉢で空ずりし、膠液で溶いて使います。岩絵具よりも安価で使いやすいので初心者向けに適しています。定着剤を入れて練りこんだ、手軽に使えるチューブ入りもあります。

水干絵具の溶き方>>
胡粉 白色の絵具や発色を良くするための下塗りや盛り上げとして使います。混色して微妙な色を作ることもできます。定着剤を入れて練りこんだ、手軽に使えるチューブ入りもあります。

胡粉の溶き方>>
顔彩 日本画材料の中で一番普及しています。顔料に水性固着剤を混ぜ、練り合わせて、角皿に入れて乾燥させたものです。そのまま水で溶いて使います。
鉄鉢 日本画材料の中で一番普及しています。顔料に水性固着剤を混ぜ、練り合わせて、丸皿に入れて乾燥させたものです。そのまま水で溶いて使います。
粉末絵具 金属粉末を装飾的に使うもので、泥(でい)とも呼ばれます。金泥、銀泥、アルミ泥などがあります。
墨は、下描き(骨描き)や、絵の具の黒のように使います。

その他必要なもの(・ぼろ布 ・ティッシュ・古新聞・前掛、エプロンなど)
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その他必要な道具と材料
画像 名前 説明
膠(にかわ) 動物のコラーゲンを加工したもので、画面への固着力のない絵具の接着剤として使います。すぐに使える膠液が便利です。

膠の使い方>>
明礬 紙を滲み止めをするためのドーサ液を作ります。すぐに使えるドーサ液が便利です。
紙(基底材) 日本画用に漉かれた和紙を使いますが。ドーサを引いて滲み止めをし、パネルやボードに張ります。麻紙ボード雲肌麻紙ボードはそのまま使えるので便利です。
画筆 最初は、彩色筆面相筆平筆、などから必要に応じて揃えてください。

刷毛 ドーサ刷毛絵具刷毛、などを使います。絵具刷毛は色別に何本かあると便利です。
絵具皿梅皿
乳鉢、乳棒
絵具を溶いたり、すりつぶすのに使います。

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2.制作

ここで紹介しているのは一例です。描き続けるうちに自分流の描き方をみつけてください。

工程 説明
モチーフを選ぶ モチーフは、気に入ったものを使えばいいのですが、形や色、大きさなど変化があるものを取り合わせると面白い構成ができます。また、モチーフを置く場所は、モチーフにあたる光が一定で、モチーフの物質感などを見るのに適した場所をえらびます。
小下図を作る モチーフをよく観察し写生やスケッチをします。これを小下図といいます。
大下図を作る 下絵を本紙と同じ大きさに描きます。これを、大下図と言います。
紙にドーサを引く 紙(または絵絹・板・麻布・綿布など)に、ドーサ(礬水)を引きます。これは、にじみ止めのためです。麻紙ボードはドーサ引きの必要がなく、そのまま使えるので便利です。
紙を張る パネルに紙を、張ります。
骨描き
(こつがき)
チャコペーパーで下図を本紙に転写し、薄墨で輪郭を描きます(骨描き)。チャコペーパーは水溶性なので、制作の途中で線が消えて便利です。
下塗り 日本画の絵具(胡粉、水干絵具、岩絵具、膠液、など)は、重ね塗て色を出しますので、仕上げの効果を考えて、下塗りに充分な時間をかけます。
彩色 岩絵具や水干絵具を使って彩色して行きます。色は薄い色から塗り始め、次第に濃い色を塗り重ねながら全体の調子を整えて行きます。
仕上げ 全体のバランスを見ながら、細かいところを仕上げます。完成すれば、落款とサインをします。
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