油脂の加水分解から得られた多価アルコール(グリセロール)。水と容易に混ざります。 絵画材料としては、顔料を水になじませるために湿潤剤として加えたり、水彩絵具を自製するときに保湿成分として添加します。 ●外観:無色、透明、粘稠液 ●組成:グリセロール ●専門家用顔料 #180シリーズ ●容量180ml
アフリカ産蜜蜂の巣から加熱圧搾法、抽出法などによって採取した蝋を精製加工した上品質の蝋。古代より描画用の代表的な蝋と利用されてきた。ぺトロールやテレビン油に溶解することができ、絵画の表面保護(艶なし)として利用される。また、油絵具の展色材に添加され絵具の粘稠性の付与、ダンマルガムとともにキャンバスの裏打ちなどに使用される。外観 白~帯黄色、半~不透明、粒状組成 主成分としてミリシルアルコールのパルミチン酸エステル 融点 60~65℃ ●専門家用顔料 #1000シリーズ ●容量840g
東南アジアに生息するラワン属の樹木の樹液を精選したもの。昔からテンペラ画や油彩画の材料として有名。溶剤に常温で溶解する。テレビン油で溶解したものは画面に塗布して艶のある保護ワニスになり、卵に添加し卵メディウムになる。テレビン油やペトロールで溶解し乾性油と混合すれば油彩の描画用メディウムとなる。他に蜜蝋混合しキャンパスの裏打ちに使用される。外観 淡黄色、半透明、塊状組成 ダンマロール酸などのトリテルペン化合物 軟化点 70~80℃ 融点 100~160℃ ●専門家用顔料 #1000シリーズ ●容量1000g
東南アジアに生育する樹木より採取した樹脂で、天然樹脂の中では最も硬いものに属する。ダンマルガムに比べ、硬くて透明な塗膜を作る。 そのままでは乾性油や溶剤に溶けないので、長時間の高温加熱処理を行い、溶けるように加工してある。樹脂だけでは脆いため、通常サンシックンドオイルかスタンド油を混合し、速乾性の描画用メディウムとして用いる。テンペラや油彩画の箔押しにも使われる。 ●外観 黒褐色塊状 ●組成 トリテルペン化合物 ●専門家用顔料 #1000シリーズ ●容量1000g
北アフリカスーダンに生息するアカシア科の樹木の樹脂。人手による精製品の上品質を粉にしたもの。中世から水彩絵具の材料として使用されてきた。水に常温で溶解する。展色材として高濃度でも低粘度の性質が好まれる。10%水溶液は不透明水彩絵具、30%水溶液は透明水彩絵具の展材料になる。外観 白色、粉体組成 主成分としてアラビン ●専門家用顔料 #1000シリーズ ●容量1000g
ニュージーランド産ミルクカゼインで、乳酸菌で処理した最上質のものである。古来より接着剤として膠と並ぶものであった。水には膨潤し、アルカリで溶解する。絵の具にすれば艶消しの明るい色彩が得られるが、カゼイン乾燥塗膜は大変硬く脆いので基底材はしっかりした板がよい。カゼイン水溶液は腐敗しやすく、防腐剤を添加し冷暗所に保存する。吸収性下地、カゼイン絵の具に使用する。外観 白色、不透明、顆粒状液体組成 リン蛋白質 ●専門家用顔料 #1000シリーズ ●容量1000g
アフリカ産蜜蜂の巣から加熱圧搾法、抽出法などによって採取した蝋を精製加工した上品質の蝋。古代より描画用の代表的な蝋と利用されてきた。ぺトロールやテレビン油に溶解することができ、絵画の表面保護(艶なし)として利用される。また、油絵具の展色材に添加され絵具の粘稠性の付与、ダンマルガムとともにキャンバスの裏打ちなどに使用される。外観 白~帯黄色、半~不透明、粒状組成 主成分としてミリシルアルコールのパルミチン酸エステル 融点 60~65℃ ●専門家用顔料 #180シリーズ ●容量90g
東南アジアに生息するラワン属の樹木の樹液を精選したもの。昔からテンペラ画や油彩画の材料として有名。溶剤に常温で溶解する。テレビン油で溶解したものは画面に塗布して艶のある保護ワニスになり、卵に添加し卵メディウムになる。テレビン油やペトロールで溶解し乾性油と混合すれば油彩の描画用メディウムとなる。他に蜜蝋混合しキャンパスの裏打ちに使用される。外観 淡黄色、半透明、塊状組成 ダンマロール酸などのトリテルペン化合物 軟化点 70~80℃ 融点 100~160℃ ●専門家用顔料 #180シリーズ ●容量100g
東南アジアに生育する樹木より採取した樹脂で、天然樹脂の中では最も硬いものに属する。ダンマルガムに比べ、硬くて透明な塗膜を作る。 そのままでは乾性油や溶剤に溶けないので、長時間の高温加熱処理を行い、溶けるように加工してある。樹脂だけでは脆いため、通常サンシックンドオイルかスタンド油を混合し、速乾性の描画用メディウムとして用いる。テンペラや油彩画の箔押しにも使われる。 ●外観 黒褐色塊状 ●組成 トリテルペン化合物 ●専門家用顔料 #180シリーズ ●容量100g
北アフリカスーダンに生息するアカシア科の樹木の樹脂。人手による精製品の上品質を粉にしたもの。中世から水彩絵具の材料として使用されてきた。水に常温で溶解する。展色材として高濃度でも低粘度の性質が好まれる。10%水溶液は不透明水彩絵具、30%水溶液は透明水彩絵具の展材料になる。外観 白色、粉体組成 主成分としてアラビン ●専門家用顔料 #180シリーズ ●容量130g
ニュージーランド産ミルクカゼインで、乳酸菌で処理した最上質のものである。古来より接着剤として膠と並ぶものであった。水には膨潤し、アルカリで溶解する。絵の具にすれば艶消しの明るい色彩が得られるが、カゼイン乾燥塗膜は大変硬く脆いので基底材はしっかりした板がよい。カゼイン水溶液は腐敗しやすく、防腐剤を添加し冷暗所に保存する。吸収性下地、カゼイン絵の具に使用する。外観 白色、不透明、顆粒状液体組成 リン蛋白質 ●専門家用顔料 #180シリーズ ●容量110g
フタル酸とグリセリンから作られるアルキド樹脂を大豆油で変性し、絵画制作に用いる普通の乾性油と同じように常温乾燥するよう加工した液体型の合成樹脂で、非常に強靱な塗膜を作り、チューブ型画用液の原料に用いられる。 調合画用液の原料に配合したり、そのまま絵具に混ぜる。筆跡を抑えた滑らかな固い塗膜の画面になる。グリセリンはアルコールの一種なので、その「アル」と酸の「アシッド」とをつなげたのがこの名の元になっている。 ●外観 茶褐色、高粘稠液 ●組成 無溶剤型大豆油変性アルキド樹脂 ●専門家用顔料 #180シリーズ ●容量180ml