成分-石油から、沸点150~200℃のものを分留し脱硫精製した揮発性の溶き油です。用法-溶き油として単独で絵具に溶きエボーシュ(下描き)、オツユ描きするほか、希釈材として他の溶き油やワニスに混ぜて調合します。注意-テレピン油ほど空気や光の作用を受けませんが、揮発しやすいので密栓して冷暗所に保存してください。☆・・・・商品画像はイメージです。実際の瓶やラベルのデザインは多少異なります。
成分-スマトラ産極上ダンマーの粒子の中から単色の淡色のものをより分け、40%の高濃度に溶解したものです。主溶剤はαピネンです。 性質-速乾性で、光沢が強い塗膜となります。完成した油絵に塗ることにより描いた当時の透明感と生気を取り戻します。また、画面を樹脂膜で覆い有毒ガス、紫外線、湿気から作品を護ります。 用法-絵が完全に乾いてから(6ヶ月以上経ったもの)埃や汚れをふき取り、スプレーか柔らかい筆・刷毛で薄く均等に塗ります。(厚く塗りたい場合は数回に分けて塗ります。一度に厚塗りすると亀裂が走る原因になります。)ダンマータブロー塗膜の塗り替えの際には、テレピンかペトロールで塗膜を剥離させます。 注意-湿度の高い日に塗ると白濁する事があります。どうしても湿度の高い日に作業する必要がある場合は、ガラス板に塗って試してから作業にかかりましょう。 ☆・・・・商品画像はイメージです。実際の瓶やラベルのデザインは多少異なります。
成分-スチレン系合成樹脂18%をαピネンとペトロールの混合溶剤に溶かしたものです。 用法・性質-速乾性でと膜は適度の光沢があり、黄変の恐れなく、堅牢性と密着性に優れています。制作中画面が光沢を失い、次に塗る色との調和が取れないとき、その部分にスプレーか軟毛筆で薄く塗り、加筆します。 注意-缶が脇の絵具の上に塗ると色が滲んだり流れたりしますから、出来る限り乾いた部分だけに薄く塗るようにして下さい。本液を稀釈したり加工したりせず、このままお使いください。 ☆・・・・商品画像はイメージです。実際の瓶やラベルのデザインは多少異なります。
成分-金属塩のオクテン酸鉛と同マンガンを、重合アマニ油とコーパルワニスに溶かしたワニスです。速乾性です。 性質-絵具を全面的、部分的に早くく乾燥させたい時や、冬期、絵具の乾きが遅い場合に使用します。シッカティブダークは、シッカティブペールに比べると乾燥させる力が強いのですが、液色が濃いのでホワイトやレモンイエローのような明るい色の色調や明るさに多少影響します。 用法-普通は溶き油に10%以内に混ぜて使います。直接絵具に練り混ぜる場合は2~3%以内。使用量を守らないと皺が出来ます。 注意-油が付着した布や紙は発火の恐れがあります。焼却するか水につけて捨ててください。 実際の瓶やラベルのデザインは多少異なります。
成分-アマニ油に乾燥剤を加え、比較的低温でボイルした不揮発製油です。
成分-スマトラ産極上ダンマーの粒子から淡色のものをより抜き、30%に溶解したもので、主溶剤はペトロールです。用法・性質-絵具にしっかり練り混ぜて使います。下地との密着を強め、光沢や透明感を増し、コクやハリのある画面効果が得られます。稀釈剤-テレピン油かペトロールで調合します。注意-タブロー、ルツーセとしての使用は禁物です。☆・・・・商品画像はイメージです。実際の瓶やラベルのデザインは多少異なります。
スチレン系合成樹脂30%をペトロールに溶解した、仕上げ用ワニスです。
成分-ダンマー樹脂30%をテレピン油に溶かし、他につや消し剤としてビーズワックス(蜜蝋)を4.5%含有するものです。用法・性質-完全乾燥した油絵(6ヶ月以上経ったもの)の埃や汚れをふき取り、スプレーか柔らかい筆・刷毛で薄くむらなく塗ります。(厚塗りの場合は数回に分けて塗る)塗膜は作品を、有毒ガス、紫外線、湿気から護ります。落ち着いたマット仕上げになります。ワックスが沈殿しますので使用前にビンをよく振ってください。☆・・・・商品画像はイメージです。実際の瓶やラベルのデザインは多少異なります。
スチレン系合成樹脂18%をαピネンとペトロールの混合溶剤に溶かしたものです。