油絵初級レッスンセット+改訂版 7日でうまくなる油絵初級レッスン
著者:岩松 拾文 サブタイトル/やすらぎの仏像彫刻・上級編 ジャンル:仏像彫刻 体裁/A4変・135頁 原寸の木取り図・台座図・光背図と写真・下図付 本格的な仏像彫刻を分かりやすく学べると好評の『やすらぎの仏像彫刻』シリーズ最新刊。本書は仏像彫刻の基礎を身につけた中・上級者向けに、 代表的な仏像である十三仏の図面と詳細な写真を掲載しました。製作の助けとなる図面集です。 ●主な内容 不動明王 釈迦如来 文殊菩薩 普賢菩薩 地蔵菩薩 弥勒菩薩 薬師如来 千手観音菩薩 勢至菩薩 阿弥陀如来 阿(しゅく)如来 大日如来 虚空蔵菩薩 ●いわまつ・じゅうぶん 仏師。昭和16年、埼玉県春日部市生まれ。10歳の頃、木彫家の父に彫刻刀を買ってもらい木彫を始める。23歳で富山県井波町の宮彫師・岩倉勘宰師に弟子入り。32歳で仏師・錦戸新観師に弟子入り。35歳で独立。作品制作の傍ら、「小仏彫刻の会」を主宰。
著者:齋藤 美洲 ジャンル:面・他彫刻 体裁/B5変・231頁 現代根付の草分け的存在である著者が、「福雀」「お福面」「うさぎ」「猩々」「白鳥」の5作例を掲げ、根付彫刻の技法と手順を分かりやすく紹介。増補頁では、著者の近作約50点をカラーで収録しました。 本書を通して日本の伝統の技を知っていただくとともに、手のひらの中で「自分だけの小宇宙」を創造する喜びを体験していただければと願っています。 ●主な目次 第1章 はじめに 根付とは何か/歴史/根付の種類/現代の根付 第2章 準備篇 根付造形の基本的な考え方/根付彫刻を始めるまえに 材料と道具 第3章 実技基礎篇 作例・福雀 作例・お福面 第4章 実技応用篇 作例・うさぎ 作例・猩々 作例・白鳥 ●さいとう・びしゅう 1943年 東京都生まれ。 1962年 父・齋藤昇齋に師事。太平洋美術学校にて、デッサンと彫塑を学ぶ。 1977年 「根付研究会(現・国際根付彫刻会)」を発足、会長となる。 1981年 大英博物館より作品の買い上げを受ける。 1982年 「根付研究会」改め「根付彫刻会」となり、会長に就任。 1984年 著書『根付彫刻のすすめ』刊行(日貿出版社) 1995年 国際根付彫刻会会長を退く。 2008年 著書『新装普及版 根付彫刻のすすめ』刊行(同) 2009年 著書『根付を楽しむ』刊行(同) 現在、埼玉県在住。
著者:岩野 勇三 サブタイトル/制作と技法の実際 ジャンル:面・他彫刻 体裁/B5・310頁 気鋭の彫刻作家であると同時に、美術教育にも情熱を注いだ著者が3年の歳月をかけ完成させた技法書です。美大で教えていたのと同じ、具体的な制作の全課程をそのまま紙上に再現。850枚もの写真を駆使し丁寧な解説を加えました。他に類を見ない価値ある彫塑の技法書として、1982年の初版から好評を博し、累計7800部発行のロングセラー。長く品切となっていましたが、多くのご要望にお応えし、このたび装い新たに復刻しました。 ●主な内容・目次など 序文/はじめに/彫刻とは/彫塑とは/彫刻とデッサン/モデルとポーズ/仕事と準備/首を創る/裸体を創る/コスチュームの人物像/石膏どり/流し込み/張り込み/じかづけ/コンクリートによる注ぎ込み/ポリエステル樹脂によるFRP成形/動物の彫刻/レリーフ/あとがき ●いわの・ゆうぞう 1931年新潟県高田市に生れる。44年大泉師範附属小学校卒業。49年佐藤忠良氏に師事。50年新潟県高田高等学校卒業。62年第8回世界青年学生平和友好祭文化代表ヘルシンキへ。63年第1回宇部野外彫刻コンクール入選。66年東京造形大学開設され、専任講師となる。69年第4回昭和会展で林武賞受賞。80年第1回高村光太郎大賞展優秀賞受賞。81年長野市野外彫刻賞受賞。86年第17回中原悌二郎賞受賞。87年8月25日死去。
著者:箱根マイセンアイティ サブタイトル/箱根マイセンアンティーク美術館所蔵 ジャンル:陶芸ガラス 体裁/A4変・103頁 箱根マイセンアンティーク美術館は日本におけるマイセン磁器の美術館としては、質・量ともに充実した内容を誇り、愛好家の交流の場として定評がある。今年で開館20年目を迎えるが、本書はそのコレクションの中から選りすぐりの絵皿、器、人形、オブジェなど60余点を紹介している。 ●主な内容 マイセン磁器その栄光の歴史/美の回廊にて(色絵金彩皿を中心に10作品)/技を極める(スノーボールなど職人の技が際立つ7作品)/花々の変遷(伝統から現代へ8作品)/微笑に魅せられて(マイセン人形の美を追究した19作品)/栄光の造形(現代マイセンの可能性9作品)/アンティークの広がり(マイセン以外の名品10作品) ●むらた・すみこ 約30年前、ロンドンでドレスデンの「仮面舞踏会」の人形に出逢い、それが契機となってマイセン磁器のコレクションが始まる。2000年に箱根の森に「箱根マイセン庭園美術館」を開館し国内外の愛好家の注目を集める。以降、そのコレクションをもとに企画展を開催し、また作品集を刊行。現在はマイセン人形をはじめとして約1000点のコレクションを順次公開している。
著者:中川 忠峰 サブタイトル/匠に学ぶ粋とぬくもり ジャンル:面・他彫刻 体裁/B5変・127頁 「根付」とは、印籠や袋物などの提げ物を帯に挟んで下げるときの留め具。その魅力は繊細な彫刻による、しゃれ、おかしみ、あたたかみ、ひねりなどの表現にある。本書は「伊勢根付」の第一人者である著者が、木を材料に彫る根付の制作方法を、多くの写真と図でやさしく紹介した入門書。「栗」「茄子」「きのこ」「瓢箪」「落花生」など、木肌の味わいを生かした12作例で学べます。木彫をこれから始められる方、すでに他の木彫をなされている方にも、お楽しみいただける参考書です。 [主な内容] 根付の豆知識/伊勢根付とは/根付を作る前に/道具・材料紹介/彫刻刀の使い方/基礎実技、球を作る/実技入門、栗・茄子・ガク折り茄子・きのこ・瓢箪・落花生・タケノコ・お多福豆・ソラマメ・蛤・柿・南瓜に蝸牛・ふくろう/彫刻刀の手入れ/困ったときのQ&A/道具・材料取扱店/根付案内など ●なかがわ・ただみね 昭和22年、三重県伊勢市生まれ。昭和53年、大工職人から木彫の道に入る。伊勢一刀彫・中本忠道氏に師事。昭和55年より本格的に根付制作を始める。昭和62年、故高円宮殿下に作品をお求めいただく。平成5年、伊勢根付彫刻館を開館。平成20年、三重県文化賞文化功労賞受賞。現在、国際根付彫刻会会長。
著者:前田 篤信 ジャンル:書道 体裁/B5・192頁 省庁に長年在任し、表彰状・祝辞・辞令など数万枚を揮毫してきた著者。その経験をふまえ、誰にでも書ける表彰状・賞状のノウハウを詳しく教えます。1987年初版、豊富な実例と文例、格調高い毛筆文字、具体的な書き方が好評のロングセラーが、新元号「令和」に一部の作例で対応して装い新たに登場です! [主な内容] 1 賞状の書き方 用具類、姿勢・執筆法・腕法 書く時の要領、割り付けの要領 2 賞状のための細楷の技法 基本点画の書き方、字形の整え方、ひらがなの書き方 3 賞状の作例 表彰状・賞状・感謝状・その他 4 賞状の文例 表彰状・賞状・感謝状・その他 5 祝辞の書き方 胸章(リボン)の書き方、式次第の書き方 公文書の手引 ●まえだ・とくしん 大正14年香川県高松市に生れる。松本芳翠、吉田栖堂先生に師事。昭和22年農林省に入省。統計情報組織を経て、昭和38年農林大臣官房秘書課係長。同48年同課課長補佐。同59年定年。その間、20有余年に亘り、本務のかたわら特命事項として、大臣名の辞令、賞状、祝辞等数万枚を揮毫する。書道玄海社常任理事、(財)日本書道美術館参与を歴任、若葉書道会を主宰した。平成2年4月死去。
著者:沈 和年 サブタイトル/「濃淡・潤渇」と「点・線・面 」 ジャンル:水墨技法B 体裁/A4変・95頁 水墨画の基本は、墨表現における「濃淡・潤渇」と、運筆における「点・線・面」。作品づくりの鍵は「造形・構図・筆墨」。これらの要素に絞って解説を試みた技法書です。また、運筆の速度や角度など描法のポイントが分かる16本の動画をスマートフォンやPCから見ることができるQRコード&URLも掲載しています。 ●目次 第1章 水墨画とは これからの水墨画を考える 作家に見る水墨表現:呉昌碩「梅梢春雪」/竹内栖鳳「雄姿颯爽」/山田大作「暮れる」「舟宿」/ 根岸嘉一郎「WALL・景象II」/大竹卓民「晨霧」/沈和年「たまゆらシリーズ」 第2章 描法の基本を身につける 墨表現の基本要素は「濃淡・潤渇」 運筆は「点・線・面」から 点の表現:穂先のみの点/腹まで使う点/穂先を散らす点/連続する点 線の表現:直筆(穂先だけで描く)/直筆(腹まで使う)/側筆/穂先を割って描く 面の表現 第3章 造形・構図・筆墨は作品づくりの鍵 造形 強調/省略 構図 統一と変化/対比関係 実景から作品まで 描法の実際 付立法で描く 各種の描法:白抜き法/擦筆法/たらし込み/ぼかし法/拓墨法 たまゆらシリーズ・恍惚シリーズ 翠風会メンバーの選抜作品 ●しん・わねん 1955年 上海生まれ、水墨画の大家・唐雲先生に師事、上海大学美術学院卒業 1987年 初めて来日、三越、そごう、東急、西武百貨店などにて巡回書画展、実演交流会参加 1990年 日本に留学、和光大学で洋画家・荻太郎先生に指導を受け、美術考察に渡欧 以降、個展、団体展を中心に日中両国で作品を発表している [テレビ出演] 2015年「水墨画の百味人生―沈和年」ドキュメンタリー 中国中央テレビ華人世界番組で放映 2018年、NHK日曜美術館「天衣無縫の旅の画家―池大雅」番組に出演、池大雅の指墨画作品を再現 [刊行物] 『沈 和年画集』(上海書画出版社)、「墨絵をたのしむ」シリーズ、「ステキなはがき絵」シリーズ(以上、二玄社)、 『本格水墨画』(日貿出版社)、「墨技の発見」シリーズ6冊、『調墨と運筆の手引き』、『水墨画 構図のヒント』(以上共著、日貿出版社)また「墨」、「趣味の水墨画」、月刊「水墨画」、「書画の娯しみ」雑誌など水墨画講座執筆多数 [現在] 日本翠風会代表、全日本水墨作家連発起人・同人、東京海派書画院名誉院長、国際水墨芸術促進会運営委員、上海市美術家協会会員
著者:北畠 聖龍 ジャンル:仏画 体裁/A4変・95頁 「法華経(妙法蓮華経)」は諸経の王とも呼ばれ、時空を超越したドラマティックな物語を通して釈尊の教えを伝える仏教の重要な根本経典です。 日本では聖徳太子がはじめて国内に広めたとされ、全28巻(品)から成る各巻の冒頭に内容の一部を表す画を描いて荘厳することは、古くは『平家納経』などで知られています。 本書は、著者が紺色の絹地に純金泥で描いた渾身の見返絵とその解説を全巻にわたって一覧するとともに、新作も収録した新装改訂版(初版2004年)です。 ●きたばたけ・せいりゅう 師につき龍画、写経を専ら学ぶ。帝塚山学院大学美術史学科・奈良教育大学大学院美術科書道専攻卒業。学生時代に「平家納経」に強い影響を受けた。昭和39年大阪生まれ。
著者:日貿出版社 サブタイトル/水墨画競作シリーズ ジャンル:水墨技法B 体裁/A4変・111頁 現在第一線で活躍中の人気画家が指導する好評の水墨画技法シリーズ第9弾。 伝統的な水墨画の世界では、写実的な光そのものの表現はほとんど見られないが、 現代の水墨画の表現と作品づくりにおいて、「光」は最も重要なテーマの一つとなっている。 本書では、伊藤昌、久山一枝、馬艶、松井陽水、矢形嵐酔の五画人が、現代人の感覚で、 朝日、夕日、木漏れ日、窓から差し込む光、月光、オーロラ、街灯り、炎、花火など、 風景の中の様々な光の表現に取り組み、作品づくりのテクニックとコツを、 豊富な作例とプロセス写真で詳解した。 他に、呉一騏、藤原六間堂の光をテーマとした作品も収録。 ●描法執筆者略歴 伊藤 昌(いとう・しょう) 1967年、宮城県石巻市生まれ。上智大学文学部英文学科卒業。1992年以来、毎年各地で個展を開催。 2001年にはスペイン・マドリッドの個展で好評を博す。 著書:『水墨画 青春彷徨』(秀作社)、『筆ペンイラスト練習帖』(ブティック社)、『花鳥画レッスン』(日貿出版社) 現在:S会主宰、全国水墨画美術協会評議員、総合水墨画展委嘱審査員、全日本水墨作家連同人、他。 久山一枝(くやま・かずえ) 静岡県出身。1967年、東京芸術大学工芸科卒業。1969年、同大学院彫金科修了。岩上青稜氏に水墨画を学ぶ。 1994年、日本クラフト展にて日本クラフト賞受賞。 著書:『尾瀬の四季』、『水墨で描く風景画』、『特殊技法で学ぶ水墨画』(以上、日貿出版社)、他。 現在:新水墨画協会主宰。毎年「日本の美しい自然」展を開催。朝日カルチャーセンター朝日JTB・交流文化塾、 読売日本テレビ文化センター京葉、池袋西武コミュニティ・カレッジ各講師、他。 馬 艶(ま・えん) 1967年、北京生まれ。北京国立中央美術学院を卒業。水墨画、油絵、芸術批評を専攻、油絵と中国画を学ぶ。 2006年より馬驍水墨画会所属「艶墨会」主宰。ホテル椿山荘アートギャラリー・銀座鳩居堂他、個展多数。 著書:『水墨画 黄金の法則』(日貿出版社) 現在:艶墨会主宰、馬驍水墨画会副代表、馬驍水墨画会(銀座教室)講師、日本美術家連盟会員、他。 松井陽水(まつい・ようすい) 岡山県津山市生まれ。多摩芸術学園(現・多摩美術大学)卒業。 文部大臣賞、東京セントラル美術館賞、芸術文化賞など受賞。「趣味の水墨画」(月刊水墨画)連載。 著書:『初歩から学ぶ水墨風景画』(日貿出版社) 現在:日本墨画協会理事長、現代墨画陽水会主宰、全日本水墨作家連同人、一般社団法人日本画府理事、他。 矢形嵐酔(やかた・らんすい) 幼少の頃より書道を学び、公益社団法人大日本書芸院にて一般書道で師範を取得。その後水墨画を橋本鉱酔氏に学ぶ。 カナダ・ブリティッシュコロンビア州政府より招かれ、親善大使としてバンクーバーで水墨画指導。 全国水墨画美術協会作家展等で外務大臣賞をはじめ受賞歴多数。英国ロンドン、仏パリでの巡回個展。 現在:英国ロンドン国際中国画家協会招待、国際中国書法国画家協会本部代表理事、中国遼寧省鞍山市美術家協会理事、全国水墨画美術協会評議員、 国際書画連盟理事審査員、中国蘇州画院無鑑査、中国蘇州画院花鳥画家研究会特別参事、公益社団法人大日本書芸院審査会員、他。