成分-スチレン系合成樹脂30%をペトロールに溶解した、仕上げ用ワニスです。 性質-速乾性で光沢のある塗膜を作ります。完成した油絵に塗り、制作当時の透明感と生気を取り戻します。また、画面を樹脂膜で覆い、有毒ガス、紫外線、湿気から油絵を保護します。特にこの合成樹脂は紫外線に強く、塗膜は黄変しません。 用法-絵が完全に乾いてから(6ヶ月以上経ったもの)埃や汚れをふき取り、スプレーか柔らかい筆・刷毛で薄く均等に塗ります。(厚く塗りたい場合は数回に分けて塗ります。一度に厚塗りすると亀裂が走る原因になります。)タブロー塗膜の塗り替えの際には、テレピンかペトロールで塗膜を剥離させます。 注意-湿度の高い日に塗ると白濁する事があります。どうしても湿度の高い日に作業する必要がある場合は、ガラス板に塗って試してから作業にかかりましょう。
成分-天然樹脂をペトロールで溶解した、濃度の高いつやだしワニスです。 用法・性質-作品が完全に乾いた後(少なくとも6ヶ月以上)、画面の埃や汚れをふき取り、スプレーか柔らかい筆・刷毛で薄く均一に塗ります。厚塗りしたい場合は、薄く数回に分けて塗ってください。一度に厚く塗るとヒビワレの原因になります。タブローを塗った画面は制作当時の光沢と生気を取り戻し、塗膜は毒ガス、紫外線、湿気から作品を守ります。 注意-湿度の高い日に塗ると白濁する事があります。どうしても湿度の高い日に塗る必要がる場合は、ガラス板で予め試してください。
成分-エチルアルコールと合成樹脂で作られたものです。エチルアルコールが揮発すると溶けていた合成樹脂が残り、膜になります。 カンバスの上に木炭で形を取ったものに着色すると、木炭の粒子が絵具に混じってしまいます。こういう時フキサチーフで被膜を作って保護すれば、綺麗に仕上がります。 また、デッサンした作品が手に付いたり、粒子が落ちてしまわないようにする為に使われます。スプレータイプのほうが使われています。