マリオ・ジャコメッリ写真集 -黒と白の往還の果てに- 寡黙なる宿命の大地、虚無と孤独、実存を突き刺す深淵の世界... 1950年代から写真を撮り始め、2000年にその生涯を閉じたジャコメッリ。 モノクロームと強烈なコントラストで、「生」と「死」を往還する作品は、見るものを遥か記憶の彼方へと連れ出し、心奥に圧倒席な残像をもたらす。 〈主な収録作品〉 スカンノ 死が訪れて君の眼にとってかわるだろう 死が行く大地 夜が心を洗い流す 日本語翻訳:岡本太郎、ほか B4変 (270×285MM/256頁/上製