墨流しの歴史は古く、1000年以上の歴史が有るといわれます。一説によると、日本で使われていた墨流しの技法が西洋のマーブリングのもとになったとか。西洋のマーブリングは、色を水に張るのに専用液を使用しますが、墨流しは水だけで出来ます。西洋のマーブリングに比べて色彩はずっと淡く、水面の上で常に墨(絵具)が動き、また少しの風でスイーッと動いて模様が変わる面白さがあります。●解説書、フロート紙画入っています。
墨を活かした気品ある明度と彩度が調和した墨彩世界 「絵墨 明」は墨づくりの技術から生まれた墨をベースにつくられた墨運堂独自の絵具です。 ●奥深いモノトーンの世界を表現できます。 ●特に淡色では各色の透明感や鮮やかさが増します。 ●ほのかでやさいい色は一番の魅力です。 「絵墨 明」は顔彩と同じようにご使用できます。 初心者からプロまでお手軽にご活用いただけます。 内容色:桃明、黄明、緑明、青明、紫明、朱明
●257×364mm紙の繊維が長く、折れ曲がりに対する耐久力がつよいので、和紙工芸品つくりに様々に利用できます。例えば何重にも折り畳んで、染料で角の部分を染め、広げると幾何学模様が出来ます。折り方の工夫で色々なパターンが楽しめます。マーブリング、墨流し、染料、版画などで彩色し、それを和紙人形にしたり折り紙にしたり和紙小物を作ったり、無限に楽しさが広がります。B4サイズで100枚入っていますからたっぷり使えます。
和紙の墨染め用-白抜き剤乾けば完全に無色透明で、【洗い流し・ろう抜き等は一切不要】。これほど簡単に白抜きできるのは「わんぱう」だけ。わんぱうで書いた裏から墨をぬると、わんぱうで書いた所が見事に白く抜ける。筆のかすれや飛沫までが正確に白抜きでき、彩液をわんぱうにまぜると、カラーの抜きも可能。
墨流しと西洋のマーブリングの大きな違いは、粘りです。水に専用の液を入れて粘りを出すマーブリングは、墨流しのように風や振動で表面が動く事は有りません。コームや細棒を用いて思い通りの模様を作り出すことが出来、また定着剤を用いて鮮明な色彩で写し取れます。納得のいく模様が出来たら、何枚でも写し取れます。模様を写し取る紙・布・木などには予め定着剤を湿布して乾かしておく作業が必要ですが、別売りのマドレー紙(bk-24667、bk-24669)にはすでに定着際がコーティングされて、手間要らずです。(解説書が入っています)
墨色の発色にこだわり続け、研究を重ね墨作りを続ける墨運堂。漢字の堂々たる美しさを表現できる「黒」を求め、煤の原料を吟味し、採煙の仕方に工夫をこらした煤を使っています。専門家の満足行く作品制作の為に、生まれた墨です。
95cm×20m巻き 墨や絵具が裏に写らず机を汚しません。乾いたら裏面にも書けるリバーシブルタイプです。
「桐華」は塩分を一切使用せず磨墨液と同様の書きやすい液体墨として開発致しました。原料は純植物性油煙(桐油煙)を使用しています。コクのある書味墨色の厚み、強さ等この桐油煙でしか表現できない色調をお試し下さい。この液は中濃墨(20°C.12cp)に調合しています。原液又は適当に水で薄めてお使いください。固形墨をすりたしても問題くちありませんが、残った液は容器に戻さないで下さい。表具については問題ありません。
242×334mm習字用の半紙です。書きやすさの追求だけでなく、書道用紙ならではの紙肌やにじみ、味わい深い生成りの色など、美しさを盛り込んでいます。
紫、銅、燻銀、若草、青銅、空最も人気のある日本画材といえば、この顔彩です。美しく独特な色彩に、私たちの日本人の根底にある美意識が呼び起こされるのでしょう。絵手紙が皆に愛されて、いまではすっかり私たちの生活の中に定着したのも、うなずけます。展色材に主にアラビアガムを使用していますので、表具など水を用いるものは向きません。