著者:箱根マイセンアイティ サブタイトル/箱根マイセンアンティーク美術館所蔵 ジャンル:陶芸ガラス 体裁/A4変・103頁 箱根マイセンアンティーク美術館は日本におけるマイセン磁器の美術館としては、質・量ともに充実した内容を誇り、愛好家の交流の場として定評がある。今年で開館20年目を迎えるが、本書はそのコレクションの中から選りすぐりの絵皿、器、人形、オブジェなど60余点を紹介している。 ●主な内容 マイセン磁器その栄光の歴史/美の回廊にて(色絵金彩皿を中心に10作品)/技を極める(スノーボールなど職人の技が際立つ7作品)/花々の変遷(伝統から現代へ8作品)/微笑に魅せられて(マイセン人形の美を追究した19作品)/栄光の造形(現代マイセンの可能性9作品)/アンティークの広がり(マイセン以外の名品10作品) ●むらた・すみこ 約30年前、ロンドンでドレスデンの「仮面舞踏会」の人形に出逢い、それが契機となってマイセン磁器のコレクションが始まる。2000年に箱根の森に「箱根マイセン庭園美術館」を開館し国内外の愛好家の注目を集める。以降、そのコレクションをもとに企画展を開催し、また作品集を刊行。現在はマイセン人形をはじめとして約1000点のコレクションを順次公開している。