大大阪モダン建築 橋爪紳也監修 大阪は1925年(大正14年)、人口200万人を超え、東京をしのいで世界第6位の大都市となった。 東洋一の商工地として「大大阪」が誕生したその時代、ネオ・ルネサンス様式やアール・デコなど、モダンな外観の建築が街中に建設された。 今なお息づく洋館を訪ねる、魅力満載のガイドブック。 編集:高岡伸一、三木学 B6判/168頁/並製
赤レンガ近代建築 佐藤啓子著 維新後の日本、西洋文化の影響を受けて近代建築がスタートした。 重厚にしてエキゾチックな外観、そして佇まい...。 本書では、時代の息遣いを今に伝える赤レンガ建築物を全国に取材。 豊富な写真を駆使してその魅力を語ります。 B6判/160頁/並製
世界の装飾タイル -建築装飾を彩る文様の世界- オスマントルコのイズニック、スペインのマジョルカ、オランダのデルフトなど、古代オリエントを起源として発展、20世紀以降は建築装飾やインテリアとして一般に浸透しました。 色彩と文様が織り成す様々なタイルを紹介。 監修:世界のタイル博物館 文庫判/256頁/並製
新版 京都の洋館 瀟洒な洋館が数多く残る街、京都。 ヴォーリズ、武田五一らによる名建築から、知られざる憩いの空間まで約50件を、美しい写真と味わい深い文章で紹介。 こころを贅沢にする、古きよき時代の空間の数々。 長らく絶版となっていた「京都の洋館」(2004年刊)に、新たな取材を加えた増補改訂版です。 テキスト:藤原安紀子 写真:サカネユキ 寄稿:小山田徹 インタビュー:久住鴻輔 B6判/136頁/並製
ニッポンの伝承デザイン -イラストに見る図像とかたち- 建築、家具、調度、兵器、宗教具など、ありとあらゆる人工物が収載されたデザイン集。 武将関連483点、楽器66点など、総数2200点のイラストにより、時代や文化の背景が一目瞭然。 本書は「諸国デザイン図鑑」(2005年刊)の縮刷新装版です。 序文:浅生ハルミン 文庫判/256頁/並製
色の知識 名画の色・歴史の色・国の色 城一夫著 世界中を旅するように集めた、550色のカラーパレット。フェルメールやモネ、ベラスケスなど、西洋絵画の巨匠たちが好んで使用したカラーパレットや、西洋を中心とした世界30カ国の色彩風景、さらには、建築物や陶磁器に由来する色名などを広範囲にわたり採集。目に見える具体的な「色名」で表した、画期的な「カラー事典」です。※全ての色票に、色の由来と、CMYK・RGB・マンセル値を掲載。※美術、歴史、デザインの資料として最適な「色彩の手引書」 A5判/224頁/並製
著者:永井 伸八朗 サブタイトル/江戸の街並を俯瞰で楽しむ ジャンル:他絵画 体裁/A4変・79頁 1972年に第1作を完成後、爾来『江戸名所図会』の風景を忠実に再現することをテーマにしてきた。江戸人のまなざしで、人々の暮らしを温かく見守っている著者の絵は、江戸への郷愁が込められ、あたたかい感情を思い起こさせてくれる。本書には、「名所図会」の技法ならではの俯瞰図に特化した新作30点を収録。特に、長谷川平蔵や千葉周作など、時代小説に登場する人物の居宅や道場なども描いた。 ●主な目次 八丁堀・中の橋辺り、浮世小路、千葉周作道場、長谷川平蔵と遠山金四郎居宅、寒さ橋、筋違い八つ小路、照降町(小網町)、日本橋・魚河岸、馬喰町・馬場、首尾の松、富岡八幡宮、佃島・鉄砲洲・稲荷辺り、新大橋・三派籾倉、梅屋敷、亀戸天満宮、駒形屋・清水稲荷、雷門・浅草寺、勧学屋の錦袋円、通油町・書物問屋、新橋松坂屋、愛宕山看雪、高輪大木戸、魚藍観音など ●ながい・しんぱちろう 1942年東京、日暮里生まれ。大学卒業後、札幌で建築デザイナーの傍ら、「江戸絵」に取り組み、以来四〇年余りになる。東京、パリ、ニューヨークなどで個展を開催する。日経新聞や北海道新聞などでも取り上げられた。2009年刊行の『平成版江戸名所図会』は評論家立花隆に「もっと続けて欲しい」と絶賛された。2012年、に「江戸の町並みを描く」日貿出版社刊。現在札幌市在住。
著者:赤坂 孝史 サブタイトル/写真を上手に使いこなそう ジャンル:水彩技法B 体裁/B5変・127頁 写真をもとに水彩画を描く人が増えています。でも写真をそのまま描き写すだけでは絵画性を持たせるのが難しいもの。そこで本書では、写真から描くときに画家はどのような点に気をつけ、またどのようにアレンジして描いているのかを、実例をもとに紐解いていきます。好評を頂いた『水彩画 ルールブック』に続く第二弾。陽光の無い写真をもとに、光溢れる作品を描き出す際のポイントなど、見どころ満載です。 ●目次 第1章 写真を読み取るルール 01 明暗に注意して夏の緑を描く/02 光の方向を意識して優しい陽射しを描く/03 空と雲と海に添景を加えて描く/04 紅葉の彩りを鮮やかに描く 第2章 写真をアレンジするルール 05 人で賑わう活気ある街に/06 街明かりを灯して彩りを/07 曇り空から陽光を感じる絵に/08 写真を組み合わせ一枚の絵に/09 縦構図にして水面を広くする ●あかさか・たかし 30年にわたり建築パースを描く仕事に従事。2006年から水彩画を始める。毎年、横浜・東京・大阪ほかで個展開催。横浜、大阪、神田で教室を主宰。NHK文化センター京都、名古屋セントラル画材、ギャラリーエルポエタ2、クラブツーリズム、東急セミナーBE自由が丘などで水彩画の講座を担当。
空で失敗しないためには紙面を予め水で湿らせる。これらの9ヒントの空。水、橋、船、山、街、人、里、寺、樹を合わせて10項目につき、イラストと簡潔な言葉で初心者をバックアップ。更に内外の風景作例多数で描法を補強。