小倉遊亀 モデルは、身近な家族や自生の椿、庭に咲く紅梅や、ときとして知らぬ間に咲いてしまった葱坊主であった。 師、安田靫彦から「一枚の葉っぱがつかめたら、世界が手に入る」と示された入門の日から、80年以上の長い年月が過ぎ去った。これが、私の精一杯であったと思う。 序文:小倉遊亀(1999年、パリ帰国記念展図録より) A6判/32葉/ポストカードブック
ラジカセのデザイン! 高度経済成長期の真っ只中に誕生した「ラジカセ」。 70年代後半から80年代、若者を虜にした夢のオーディオ。 本書は、膨大なコレクションのなかから、ラジカセ最盛期時代の先端。珍品モデルを満載しました。 製造の背景や機能面についてもわかりやすく解説。 当時の流行の外観など、デザイン学としても貴重な一冊です。 B5変(165×165mm)/136頁/並製
著者:堀口 健男 サブタイトル/笑顔が生まれる ジャンル:はがき絵 体裁/A4変・63頁 ページを切り取り、着彩見本を見ながら、その隣にあらかじめ印刷されている線画に自由な画材で色をつけ、好きな言葉を添えれば完成!切手を貼ってすぐに送ることができます。ゼロから絵てがみを描くのは難しいと敬遠している方も、これなら気軽に楽しめます。はがきを通して人と交流することで心も元気に。介護施設や被災地の小学校などでのボランティア活動でもはがきの効用を訴えてきた著者の思いが形になった一冊です。 ●目次 はじめに 絵てがみいろいろ 画材いろいろ クレヨンで塗ります「チューリップ」 色えんぴつで塗ります「ひな人形(陶器)」 顔彩(絵てがみ画材)で塗ります「干し柿」 練習用1トマト2イチジク3ザクロ4サツマイモ モデルいろいろ・絵てがみにしようはがきぬり絵/チューリップ・スイセン桜餅・ひな人形キュウリ・トウモロコシカボチャ・タケノコアスパラ・タマネギバラ・ハナミズキガザニア・シクラメンユリ・ヒマワリ柿・落ち葉紫陽花・ツワブキザクロ・ツバキ等 ことばを楽しもう ●ほりぐち・たけお 1937年岐阜県に生まれる。社長業を辞してから、2001年、絵てがみを始める。2013年、知人の教育関係者の紹介で、東北被災地の岩手県大船渡市において日頃市小学校、越喜来小学校、吉浜小学校の三校で絵てがみ体験交流会を行った。2017年NHK学園の「生涯学習絵手紙展」にて入賞。現在、大田区の介護付有料老人ホームにて絵てがみ交流をボランティアで行っている。
著者:日貿出版社 サブタイトル/MagicaVoxelでつくる3Dドットモデリング ジャンル:他絵画 体裁/B5変・167頁 ボクセルアートとは、ドット絵が立体になったような雰囲気の3DCGで「Minecraft」などのゲーム分野でもお馴染みの表現です。オリジナルのキャラクターや、ジオラマのような街並みなど、楽しみ方はいろいろ。レトロゲーム的な懐かしさや手作り感のある温かみを表現できるボクセルアートの作り方を、6人の人気作家の作例を通して紹介します。 本書ではフリーソフト「MagicaVoxel」の使い方をわかりやすく解説(Win/Mac対応)。誰もが子供の頃に親しんだブロック遊びにも似た、シンプルなものづくりの楽しさに触れられ、読みながら上達できます。【掲載作家:ウラベロシナンテ、Peccolona、権田支配人、.goka、ハードン、UeVoxel】 ●目次 はじめに ボクセルアート作品集 INTRODUCTION ボクセルアートを作成できるMagicaVoxelを入手し起動する INTERFACE MagicaVoxelのインタフェースを確認してみよう CHAPTER1 ボクセルアート|初級編 PART 1 解説 ウラベロシナンテ MagicaVoxelの基本的な使い方を部屋のモデリングで理解しよう PART 2 解説 Peccolona MagicaVoxelの基本的な使い方をキャラクターモデリングで把握する CHAPTER2 ボクセルアート|中級編 PART 1 解説 権田支配人 できあがった静止画を組み合わせてGIFアニメーションを作成する PART 2 解説 .goka アクアリウムを題材にして光・ガラス・水の質感を表現する CHAPTER3 ボクセルアート|上級編 PART 1 解説 ハードン ランダムコマンドを使った細かい配色と煙の質感を表現する PART 2 解説 uevoxel 汚れや劣化のディテールアップ表現でレトロ風な雰囲気を演出する 『ボクセルアート上達コレクション』サンプルデータ 本書で解説・作成されたモデルデータ、パレットデータなどが章ごとのフォルダに入っています。下記リンクからダウンロードできます(ご覧になるためには、あらかじめPCにインストールしたMagicaVoxelから開く必要があります)。
著者:岩野 勇三 サブタイトル/制作と技法の実際 ジャンル:面・他彫刻 体裁/B5・310頁 気鋭の彫刻作家であると同時に、美術教育にも情熱を注いだ著者が3年の歳月をかけ完成させた技法書です。美大で教えていたのと同じ、具体的な制作の全課程をそのまま紙上に再現。850枚もの写真を駆使し丁寧な解説を加えました。他に類を見ない価値ある彫塑の技法書として、1982年の初版から好評を博し、累計7800部発行のロングセラー。長く品切となっていましたが、多くのご要望にお応えし、このたび装い新たに復刻しました。 ●主な内容・目次など 序文/はじめに/彫刻とは/彫塑とは/彫刻とデッサン/モデルとポーズ/仕事と準備/首を創る/裸体を創る/コスチュームの人物像/石膏どり/流し込み/張り込み/じかづけ/コンクリートによる注ぎ込み/ポリエステル樹脂によるFRP成形/動物の彫刻/レリーフ/あとがき ●いわの・ゆうぞう 1931年新潟県高田市に生れる。44年大泉師範附属小学校卒業。49年佐藤忠良氏に師事。50年新潟県高田高等学校卒業。62年第8回世界青年学生平和友好祭文化代表ヘルシンキへ。63年第1回宇部野外彫刻コンクール入選。66年東京造形大学開設され、専任講師となる。69年第4回昭和会展で林武賞受賞。80年第1回高村光太郎大賞展優秀賞受賞。81年長野市野外彫刻賞受賞。86年第17回中原悌二郎賞受賞。87年8月25日死去。