墨流しの歴史は古く、1000年以上の歴史が有るといわれます。一説によると、日本で使われていた墨流しの技法が西洋のマーブリングのもとになったとか。西洋のマーブリングは、色を水に張るのに専用液を使用しますが、墨流しは水だけで出来ます。西洋のマーブリングに比べて色彩はずっと淡く、水面の上で常に墨(絵具)が動き、また少しの風でスイーッと動いて模様が変わる面白さがあります。●解説書、フロート紙画入っています。
小学校3年生4年生の図工の教科書にも掲載されているマーブリング(技法)をご家庭でも簡単に楽しんでいただけるマーブリングインクセット。
墨流しと西洋のマーブリングの大きな違いは、粘りです。水に専用の液を入れて粘りを出すマーブリングは、墨流しのように風や振動で表面が動く事は有りません。コームや細棒を用いて思い通りの模様を作り出すことが出来、また定着剤を用いて鮮明な色彩で写し取れます。納得のいく模様が出来たら、何枚でも写し取れます。模様を写し取る紙・布・木などには予め定着剤を湿布して乾かしておく作業が必要ですが、別売りのマドレー紙(bk-24667、bk-24669)にはすでに定着際がコーティングされて、手間要らずです。(解説書が入っています)
彩液6色と筆6本、説明書の入ったセットです。彩液とは、水性顔料のインクで【カラー墨流し】以外にも紙を染めたり、インクとして書画に活用したり幅広い使い方が出来ます。水溶性なので水で簡単に濃度調節が出来ます。