松葉蝶や木瓜、三つ割り橘に亀甲、海老の丸。動植物や文字といった多種多様なモチーフから編み出された日本のミニマムデザイン「家紋」全4560種を網羅した決定版。
日本の染型 和紙を渋柿で張り合わせた型地紙に、多彩な文様を彫りつけた型紙は広く染色に用いられてきた。 古来、「伊勢型紙」は、その代表的な産地として知られる。 至高の職人技が生み出す、繊麗にして力強い文様を多数収録。 解説:城一夫 文庫判/256頁/並製
千社札 二代目錢屋又兵衛コレクション 千社札は、江戸の美学である粋と洒落の精神が生んだグラフィックデザイン。 広重や英泉といった浮世絵の巨匠も手がけた千社札。 文字と浮世絵を独自に融合させた。 約400佳作を収載。 文庫判/224頁/並製
琉球紅型 鮮烈な色彩と、自由奔放に自然を形象化したリズミカルな文様を特徴とする紅型。 本書は、長く琉球王として君臨した尚家伝来の高貴な衣装と、鎌倉芳太郎コレクションとして名高い多彩な裂地を集成。 約200点の貴重資料が物語る琉球紅型の世界。 解説:與那嶺一子 文庫判/256頁/並製
新版 和更紗 吉本嘉門編 南蛮貿易によってもたらされた「渡りの更紗」は、斬新かつ華麗な文様が、驚きと憧憬をもって迎えられた。 その異国情緒にみるハイカラとわが国伝統紋様との融合が風趣あふれる「和更紗」を生み出した。約1300点を収録。 文庫判/256頁/並製
日本の商業デザイン -大正・昭和のエポック- 人とモノとをつなぐデザインの原点が、高揚感と初々しさを伴ってかたちに表された時代。 当時のデザインは今なお新鮮な驚きをもたらしてくれます。 レトロな雰囲気と色褪せない魅力。 序文:近代ナリコ 文庫判/256頁/並製
日本の古典装飾 -天平から江戸の時代様式にみる- 河邊正夫著 東大寺・大仏に象徴される仏教伝来の飛鳥・奈良時代。 平等院などに見られる極楽浄土志向の平安後期、歴史の動向の民衆の営為が生みだした代表的な文様を集大成する決定版。 解説:城一夫 文庫判/288頁/並製
世界の装飾タイル -建築装飾を彩る文様の世界- オスマントルコのイズニック、スペインのマジョルカ、オランダのデルフトなど、古代オリエントを起源として発展、20世紀以降は建築装飾やインテリアとして一般に浸透しました。 色彩と文様が織り成す様々なタイルを紹介。 監修:世界のタイル博物館 文庫判/256頁/並製
ヴィンテージ・チェック チェック柄の歴史は、紀元前の古代ブリテン人の衣装に遡ります。 本書では、マドラス、プロバンス、ブランケットなど、世界の布地約200点を収録。 モードやファッション研究に必携の好著。 解説:城一夫 文庫判/236頁/並製
ヴィンテージ・ストライプ 1920年代のパリでは、シャネルが斬新なマリーン・ルックを発表。 1930年代のアメリカではピン、チョーク・ストライプが流行し、ボールドルックとして今日に至っています。 本書では、世界の布地約200点を収録。 解説:城一夫 文庫判/236頁/並製