商品の説明
油彩画専用キャンバス
サイズ:F25(803×652mm)
生地:亜麻100%
肌目:中目
・機械塗り
・機械乾燥
・亜麻仁油
・酸化チタン
木枠:杉木枠
[フナオカキャンバスについて]
キャンバス製造メーカー「フナオカ」は、画家たちの舞台であるキャンバスを最高の状態に保つために、長年研究を積み重ねてきました。高温多湿と冬期の乾燥を繰り返す日本の気候にあうように、布地も膠も地塗り塗料も、独自の技術で調整されています。
麻の強靭な繊維でがっちり編みこまれたフナオカのキャンバスは、超大作の制作においても、たるみや破れなどの心配から画家を解き放ちます。フナオカキャンバスを知れば知るほど、プロフェッショナルの高い要求を常に満たしてきたメーカーの、強いこだわりが随所にあることを知ります。
フナオカの創業者「船岡広炊」はもともと画家を目指していたといいます。そのころ(大正初期)、油絵具や画布は殆どが欧州からの輸入品でまかなわれていました。しかし、第一次世界大戦が勃発すると、欧州からの輸入が途絶し、油絵具、画布も他の物品同様極端な品不足に陥りました。特に画家(画学生)が大きな痛手をこうむったそうです。この窮状を目の当たりにした船岡広炊は、画家の道から一転し画布製造とその技術の確立に情熱を燃やし、生涯を捧げることとなったのです。