焼成後は100%の純銅作品に仕上がります。純銀粘土のように成形後に優れ思いのままの形がつくれます。
焼成温度:900度 (2時間~5時間キープ 還元焼成
※専用炭とステンレスポットが必要です。また保持機能のある焼成炉をご使用ください。
【返品不可商品】
純銅粘土・ブロンズ粘土についてシルバーを作る粘土と同様、銅(コッパー)とブロンズ(銅の合金)の作品をつくるための粘土が開発されました。銅は銀に比べ身近な素材として様々に使われております。その銅を粘土で思い通りに形づくることができるようになりました。成形、型押し、切削などに優れ純銀粘土と同じように作れ、純銀よりも安価にできます。但し、焼成方法は異なりますのでそれぞれ一緒に焼くことはできません。
●作品の作り方
1、成形
完成品は成形時より収縮しますので少し大きめにつくります。また、ひびが入らないようにするためにオリーブ油を塗ったりします。
2、乾燥
完全乾燥させます。また、焼成前にヤスリがけや彫刻、穴あけなどを行うと楽です。
3、焼成の準備
ステンレスポットに約1~2cm程の厚みに専用炭をしきます。
その上に作品をのせ、さらに炭を入れて容器の80%ほどが埋まるようにします。
蓋をして炉内に設置します。
4、焼成
■コッパークレイの場合
常温から900度まで上げ薄い場合は2時間、厚い場合は5時間キープします。
■ブロンズクレイの場合
薄い場合、常温から350度までを1時間、350度から800度まで1~2時間かけてあげ、2時間キープします。
厚い場合、常温から290度までを1時間、290度から350度まで1時間半、800度までを2時間半かけてあげ、3時間キープします。
5、仕上げ
焼成後、作品は完全に金属化しております。仕上げ用具、研磨剤などを使って磨きます。
※焼成時にバインダー成分の焼成によりガスが発生することがあります。室内の喚起を十分に行ってください。