商品の説明
サンギュイン(オイル):成分は微細に粉砕された酸化鉄と粘上です。
ドライとは違い、顔料にオイルを混ぜることで常に濃くて重厚で大らかなストロ―クになります。
白い紙の上には緻密で温かみがありながら毅然たる線が表われ、サンギュインドライの暖かさとの対照がはっきりします。
細目や極細の紙に書くと、濃くてムラのない鮮やかなストロークになります。
ぼかしはできませんが、自分の感覚に従って迷うことなくさっと描く時に向いています。
メキシコ産天然シダーにラッカー仕上げをした木軸は削りやすく、5mmの芯をしっかりと守り、簡単な作業から正確な作業までできるようになっています。
芯径:5mm
鉛筆の径:8.5mm
断面:円形
木軸:天然シダー材
仕上げ:クリアラッカーマット
印字:ブラウン
ディッピング:グロス
ドーム:グロスサンギュイン
LYRAについて
世界で最も古い鉛筆の商標の一つであるリラは、1806年にヨハン・フローシャイスがニュルンベルクで鉛筆の製造を始めて以来200年以上にわたり、メイド・イン・ジャーマニーに象徴される革新性と高品質の代名詞であり、今日では世界的なブランドになっています。
良質な素材選びと確かな製造プロセスを保証するために、リラの鉛筆作りは創業当初から厳格なルールの下で行われてきました。
1800年代の終わりにはリラ・オーロウ鉛筆は当社の主力商品として世界的な成功を収め、1900年には従業員500名を雇い年間5.300万本の鉛筆を製造するまでになりました。さらに両大戦の戦間期には大幅に事業を拡大し、ドイツとイタリアにおけるマーケットリーダーとなったのです。
1945年の爆撃により工場が破壊されましたが、その後、新たな成長期が訪れました。物流と製造の分野を大幅に革新し、特に充実した品質管理システムは誰もが認める当社の強みになっています。
品質へのこだわりと倫理観は創業以来常にリラの製品を際立たせてきました。
2008年、リラは同じ価値観を共有し追求し続けるイタリアのフィラグループの一員になりました。