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油彩画制作手順 静物画

油彩画制作手順の一例をご紹介いたします。創作活動のヒントにして頂ければ幸いです。

パネル作り

パネル作り

シナ合板でパネルを作り、亜麻の生地キャンバスを膠液で貼付けて支持体としました。生地キャンバスとは、まだ地塗りや膠引きがされていない状態の画布です。この例ではクレサンの亜麻生地キャンバス 麻-中細目を使用しています。もっと薄くて柔らかい生地を使用したい場合は、ホルベイン工業の板絵用麻布がよいでしょう。膠はホルベイン工業(株)の専門家用顔料#180膠 (グルー)を使用しました。ちなみに、パネルの大きさは803×455mmの変25号です。

地塗り

地塗り

パネルに、白亜の地塗りを行ないます。白亜はホルベイン工業またはマツダ絵具のムードン(下地用)を主体に、ムードン(仕上用)チタニウムホワイト顔料を膠液に混ぜ、冷ました後にサンシックンドリンシードオイルを加えて攪拌し、半油性の塗料を作成して塗布しました。

下塗り

下塗り

地塗りをよく乾燥させた後、イエローオーカーで全体の色調を整えます。画用液には、テレピンで薄く溶いたリンシードオイルを使用します。平滑で綺麗な地塗りよりも、筆跡などの斑があった方が、なんとなく作業がやりやすく感じるので、意図的に筆跡を残すように塗っています。刷毛や平筆は使わず、太めの丸筆で行なっています。地塗りの吸収性が強い場合は、このときに油の量を増減して調節します。ミノー油絵具のイエローオーカーが、他と比べて温かみのある色をしており、気に入って使用しています。

素描

素描

油絵具のアンバーを使って、素描を行ないます。鉛筆で濃い線を引くと、完成後、鉛筆の線が目だってくることがあるので、油絵具か木炭を使用します。下絵を転写する際も、油絵具か木炭の粉を使う方がよろしいかと思います。トレース紙に薄く油絵具を塗布して転写用紙を作る方法、下絵のライン上に穴を開けて木炭の粉を通す方法、グリッド線を使った転写方法などが、さまざまな技法書で紹介されています。油絵具で引いた線は、すぐに布で拭えば綺麗に拭き取れるので、木炭でデッサンするように消したり描いたりということも実は可能です。

荒描き

荒描き

素描が乾いたら、シェンナやアンバーで大まかな陰影をつけます。画用液はサンシックンド・リンシードオイルをテレピンで薄く希釈して使用しています。ここでは、マツダ専門家用油絵具のバーントシェンナーを中心に、若干のローアンバーを加えて使用しています。マツダ専門家用油絵具のバーントシェンナーは他のものと比べて不透明で、レッドオーカーのように赤く、古典的なスタイルの作品の下地に向いていると思います。この段階では素描の線にあまり縛られずに、むしろ線を跨ぐように塗るのがよいかと思います。使用中のイーゼルは、レンブラントのアトリエイーゼルです。

荒描き2

荒描き2

大部分の工程で、筆は豚毛の丸筆を使用しています。始めは太い筆で大まかな色を塗っていきます。画用液は、テレピンの量を徐々に減らして、乾性油を多目にしてゆきます。また、ダンマルワニスなどの樹脂も加えています。予め、2〜3段階程度の濃度の画用液を作っておき、それを使うと楽になります。始めは油分を少なく、徐々に多目にしていくという、ファット・オーバー・リーンの考えに概ね従って進めていますが、極端に縛られる必要はないと思っています。

荒描き3

荒描き3

全体的を固有色で塗り分けた後、陰影などつけながら、徐々に細かい部分を描写していきます。基本的には、まず大まかに固有色を塗り、暗い部分や影を塗ったあと、明るい部分やハイライト等を描き入れるという3段階で進めますが、簡単にはいかないので、何度も塗り重ねて進めるような感じになっています。

ホコリ対策

ホコリ対策

書き進むに従い、画面の油分が多くなってきますので、作業を中断する際は、ホコリなどが付かないように額縁に入れておきます。

細部の描画

細部の描画

個々のモチーフを描写する段階では、豚毛の他にマングース毛の筆も使用しています。画用液は、サンシックンド・リンシードオイルに固形のダンマル樹脂を少々と、ヴェネツィアテレピンバルサム、蜜蝋少々などを加えて、熱で溶かしたものを使用しています。

背景

背景

バックの黒は、アイボリーブラックとローアンバーを混ぜて塗っています。ミノーのローアンバーはマンガン含有率が高いのか、他の絵具に比べて黒いので、黒いバックに使用するのに向いています。アイボリーブラックは乾燥が遅いのですが、アンバーが混ざることによって乾燥が速くなります。はじめの段階ではシルバーホワイトを若干混ぜて、絵具に厚みと柔らかさが感じられるようにしています。重ね塗りするに連れて、徐々にホワイトの量を減らしていきます。黒は艶引けが起こりますが、最終的には多目の画用液を使ってグレースするので、途中の艶引けは気にしません。写真のように指や手のひらで塗布することもあります。

完成

完成

なお、これはあくまで制作方法の一例であって、このように描かなければならないということはありませんので、臨機応変に探っていってもらえればと思います。