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水性発色塗料さびカラー


粘土、石膏金属、紙、木、プラスチックなどほとんどの造形材料に使えます。
塗膜がうすく、ぬり安く、明るい色調から渋い色調まで、独自の金属色調が自由に出せます。
※金属塗料200ml1個で、こぶし大の作品20〜30個塗れます。塗料表面は耐水性になりますが、長期間の屋外展示はできません。
※塗料などが接着しない油性材料やポリエチレン(PE)、ポリプロピレン(PP)などには使えません。

準備
●作品は十分に乾燥させ、ごみや油分は拭き取っておく。
●新聞紙、古タオル、絵筆(平の大が便利)塗料用と発色液用の2本を用意する
●筆洗いようの水おけ(塗料用と発色液用)2つを準備する。

塗料をかくはんする(5色共通)
●塗料瓶に沈でんしている金属粉を十分にかくはんする。
●使用中もときどき底からかくはんする

塗料をぬる(5色共通)
●筆につけた塗料の瓶のふちでしぼり、薄くのばしてぬる
●塗料が乾いてから、もう1回ごく薄くぬる。吸水性の粘土作品などでは、ふつう2回ぬり
●塗料にポスターカラーなどの水性の顔料、染料を加えると色調が変わる。ふつう塗料は小分けにしてテストする。
●塗料は5℃以下と直射日光を避け、箱に入れて保存する。


青銅色、黄銅色、赤銅色の青さびをつくる(青さび発色液を使う)
●塗料が乾いて約20分の間に、塗料を手早くもう1回ぬる。
●この塗料を塗って直ちに(ベトつきのある間に)青さび発色液をつづけて2回だらだら流れる程度たっぷりぬる。
●流れ落ちた発色液は筆ですくって作品にぬる。乾燥してくると前面に青さびができてくる。
●発色液が乾いて約30分の間に、水でわずかに湿らした古タオルで、凸部を中心に青さびを適宜拭きとる。
●乾いた古タオルで凸部を中心にから拭きするとツヤが出て仕上がる。

青銅色、黄銅色、赤銅色の黒さびをつくる(黒さび発色液を使う)

●塗料が乾いて約20分の間に、黒さび発色液をつづけて2回ダラダラ流れる程度にたっぷりぬる。
●流れ落ちた発色液は筆ですくって作品にぬる。乾燥してくると前面に黒さびができてくる。
●発色液が乾いて約30分の間に、水で湿らした古タオルで、前面を軽く拭いて発色の汚れをとる。
●ここで乾いた古タオルで凸部を中心にから拭きして調子を見る。
●凸部が黒ずみ過ぎのときは、同じ塗料を筆から指にとって、数回重ねぬりして補色し調子を出す。


赤さびをつくる(赤さび発色液を使う)
さびカラーセット鉄色・赤さび
さびカラーセット
鉄色・赤さび
●塗料が乾いて約10分以後に赤さび発色液をぬる。
●約4時間後に約80%が発色し、翌日にほぼ発色を終る
●ポスターカラーの黒を水で薄めて古タオルにつけ、赤さびの凸部を数回こすると、赤さびが消えて黒の調子になる。

いぶし銀をつくる(補助液を使う)
さびカラーセット
さびカラーセット
いぶし銀・補色液
●銀塗料が乾いて約10分以後に十分かくはんした補色液を全体に薄くのばしてぬる。
●補助液が乾いてきたら、水で湿らした古タオルで、凸部を中心に補色塗料を適宜に軽く拭き取る。
●拭き取り部が乾いたあと、古タオルでから拭きするとツヤが出て仕上がる。
●補色液にポスターカラーなどの水性の顔料、染料を加えると色調が変わる。

塗料について(5色共通)
●水を加えると色調が弱くなるので、水で薄めない。水につけた筆で塗料を使うときは、古タオルで水を十分に絞る。
●塗料に発色液が混ざると、きれいな金属調が出ない。それで塗料筆、発色液筆を別に準備すると間違いない。
●作品が未乾燥のときは、きれいな金属調がでない。塗膜も剥げ易い。
●非吸水性の材質では、下地の色が消えるまでぬり重ねる。

発色液について(青銅色、黄銅色、赤銅色、鉄色)
発色液の量が多いほど、ぬる回数が多いほど強く発色する。
発色を終わった上にぬるとさらに強く発色する。また発色筆で強くこするほど強く発色する(ただし塗料の剥離に注意。)
発色液を水で薄めるほど発色力は弱くなる。
発色液に水性の顔料、染料を加えるとさびの色調が変わる。
青さびを黒ずませるときは、黒さび発色液を2〜3%加える。
発色液に塗料が混ざると発色力が落ちるので、発色液はそのつど小分けにして使う。
発色液の乾燥が半分進んで(さびが出始めて)なお塗料の光沢が残っている部分は、落ちている発色液で押さえる
大きな作品の青さびで、塗料が乾いてうまく発色しないことがある。これはいくつかに区切った下部から、同じ作業をくりかえして防ぐことができる。
大きな作品の黒さびで、発色液の流れた黒い帯ができることがある。これは、発色液を流れないよう絞って湿らしておくと防ぐことができる。またできた黒い帯は、落ちた発色液で少しこすり気味に数回ぬると消える。
塗料を乾燥させないでさびづくりを急ぎすぎると剥げることがある。剥げた部分は同じ要領で修正する。
制作中断時の筆は水おけに入れておく。終わったら水で洗う。

取り扱い上の注意
●幼児の手の届かないところに保存してください。
●少量ですが有機溶剤が含まれているので、長時間作業するときは、ときどき換気してください。

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