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発色液の量が多いほど、ぬる回数が多いほど強く発色する。
発色を終わった上にぬるとさらに強く発色する。また発色筆で強くこするほど強く発色する(ただし塗料の剥離に注意。) |
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発色液を水で薄めるほど発色力は弱くなる。 |
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発色液に水性の顔料、染料を加えるとさびの色調が変わる。 |
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青さびを黒ずませるときは、黒さび発色液を2〜3%加える。 |
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発色液に塗料が混ざると発色力が落ちるので、発色液はそのつど小分けにして使う。 |
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発色液の乾燥が半分進んで(さびが出始めて)なお塗料の光沢が残っている部分は、落ちている発色液で押さえる |
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大きな作品の青さびで、塗料が乾いてうまく発色しないことがある。これはいくつかに区切った下部から、同じ作業をくりかえして防ぐことができる。 |
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大きな作品の黒さびで、発色液の流れた黒い帯ができることがある。これは、発色液を流れないよう絞って湿らしておくと防ぐことができる。またできた黒い帯は、落ちた発色液で少しこすり気味に数回ぬると消える。 |
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塗料を乾燥させないでさびづくりを急ぎすぎると剥げることがある。剥げた部分は同じ要領で修正する。 |
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制作中断時の筆は水おけに入れておく。終わったら水で洗う。 |