商品の説明
【重要】本製品は、ソフトパステルの美しい発色を重視し、顔料に対して結合剤(糊剤)の量を最小限に抑え、柔らかく仕上げているため「ひび」や「かけ」が発生する事があります。あらかじめご了承ください。
手のひらに京の色を...京色パステル
・ケースサイズ(約):8.4cm×9.3cm×2.5cm
・重量(約):110g(ケース含む)
・入数:18本
京色パステルは「第2回京都文化ベンチャーコンペティション・文化ビジネスアイディア部門」において最優秀賞を受賞した井上友希子さんの「豊かな彩りの中から感情を表現できる子に!~京色で未来を描こう」というアイディアから生まれた商品です。
選び抜かれた18色のパステルには、それぞれ京都ならではの名前がつけられており、小さな色の世界において四季折々の京都を感じることができる商品となっております。
【黒髪の艶(くろかみのえん)】
・小野小町、紫式部など平安女性の優雅で妖艶な美しさを思い浮かべました。
【古都の香(ことのか)】
・古都京都を吹く、ちょっとほろ苦い風の色です。
【松ヶ崎菜の花便り(まつがさきのはなだより)】
・風に揺れる菜の花。松ヶ崎の風景は、私の小学校時代の思い出です。
【嵯峨野竹林(さがのちくりん)】
・「涼しさを絵にうつしけり嵯峨の竹(芭蕉)」竹の直感的なイメージと葉擦れの音が夏の涼しさを感じさせます。
【半木の花咲み(なからぎのはなえみ)】
・鴨川沿いに紅枝垂桜がつづく「半木の道」。まるで桜の花が、麗らかな春を喜び、ほほ笑んでいるようです。
【京町家の佇まい(きょうまちやのたたずまい)】
・伝統と歴史が醸し出す落ち着いた雰囲気が好きです。
【銀向月台(ぎんこうげつだい)】
・銀閣寺の向月台(砂を富士山型に盛ったもの)。月の夜の静けさはどのような趣でしょうか。
【大原のひだまり(おおはらのひだまり)】
・のんびりぽかぽか。京都大原の光は優しい暖かさで心を包みこみます。
【渡月橋の朝露(とげつきょうのあさもちや)】
・嵐山渡月橋。早朝、橋は一枚のベールをかぶり、その向こうにはこんもりとした山がうっすらと透けて見えます。
【能の花(のうのはな)】
・太鼓の昔、音との間、笛の響き「風姿花伝」に書かれた心の動きを表す秘伝が、今も能楽堂には息づいています。
【保津川ソーダ(ほづがわそーだ)】
・トロッコ列車がらのぞむ流れ、保津川下りのしぶき、山と岩と水が織り成すのは「ソーダ」!
【早春落ち椿(そうしゅんのおちづばき)】
・深緑の上で映える赤。法然院や地蔵院で出逢ったぽとりと落ちた椿の花。あえて「落ち椿」が美しいとする美の感覚が京らしい。
【平等院の藤波(びょうどういんのふじなみ)】
・風になびく藤を見て昔の人も詠みました。「我が宿の池の藤波咲きにけり 山ほととぎすいつか来鳴かむ(よみびとしらず)」
【祇園囃子(ぎおんばやし)】
・京都の夏、祇園祭り。山鉾の前掛けや胴掛が、お囃子や熱気と共に揺れます。絢爛たる祭りのイメージです。
【音羽の清み空(おとわのすみぞら)】
・清水寺音羽の滝、清水の舞台から眺める澄みきった空は、私の気持ちを遠いとろこまで連れて行きます。
【千年紫(せんねんむらさき)】
・かつて紫は高貴な人しか着ることを許されなかった禁色でした。その深みが似合うのはやはり千年の都、京都かと思います。
【光のどけを日(ひかりのどけきひ)】
・「久方の光のどけき春の日に しづ心なく花の散るらむ(紀友則)」より。春光の中にはらはらと花が散る、残像の美しい一首をこの色に託しました。
【雨上がりの糺の森(あめあがりのただすのもり)】
・下鴨神社の境内に広がる原生林、糺の森。古くから「偽りを糺す。の森」と呼ばれる静かな森です。
【重要】本製品は、ソフトパステルの美しい発色を重視し、顔料に対して結合剤(糊剤)の量を最小限に抑え、柔らかく仕上げているため「ひび」や「かけ」が発生する事があります。あらかじめご了承ください。